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効率化するな!

「効率的にやるな!」
私が、青二才であるときに
上司から、こう、怒られました。

お恥ずかしいエピソードは、本編にて。

前置き

みなさん、おはようございます!
Dev(デベ)です。

わたしは、一都三県で、3年で、
100棟以上の戸建を開発しました。

そんな私は『朝活』と題して
「不動産ビジネスに関する記事を
木曜日(AM7:00)に投稿する」と
決めています。

ときどき、過剰に、投稿しますが
今週は、その『ときどき』です。笑

今週に限り『毎朝投下』します。
是非、フォローして
仕事前にでも、チェックして下さい。

効率化して怒られたこと

わたしたち不動産業界人は
お得意先に、手土産をもっていくこと
よくありますよね?

私にもありました。

取引先さんや近隣さんなど
「お詫びのしるし」や「感謝の気持ち」で
手土産を渡します。

ただ、冒頭にあるように
私はヘマをするのでした。


ある日、私は上司から
こんなお願いごとをされます。

「いつもお世話になっているお得意先に
手土産を渡してきてくれないか?」

「はい」

「簡単な手土産でいいぞ。
あとで、経費で精算しよう。」

「わかりました。
接待交際費で精算します。」

私は、たまたま
会社のお得意先に顔をだす用事があり、
ついでで「手土産を渡すよう」頼まれました。

上司から頼まれたのは「月曜日の夜」。
「火・水」と定休をいただき
『木曜日の朝イチ』にお得意先へ訪問です。

この場合、みなさん、どのタイミングで
手土産を買いますか?

ちょっと困りませんか?

月曜日の仕事おわりには
デパートは閉店しています。

火・水は定休日だから
遊びたい。。。。。。

「よし、木曜日の朝イチだ!!!」

当時「ケツがまっさお」な、わたしの判断です。

木曜日の朝、お得意先への訪問予定は
9:00〜(だったかな?)。

朝早く、訪問先の近くへ到着した私は
とてもあせりましたよ。

店、ぜんぜん開店していませんのです。笑

「デパートやってねぇ」
「お菓子屋もやってねぇ」
「コンビニ!?」

いやいやいや
コンビニはさすがにやばい。。。

必死に探してみつけたのは
カフェでした。

おしゃれなカフェに駆け込み、
チョコレート菓子をワンセット注文します。

なかなか、雰囲気のいい店で
おしゃれな包装もプラスアルファ!

「よし、なんとか間に合ったぞ」

と、ホッと一息な私。

お得意先へ遅刻することもなく
おしゃれな手土産を渡しながら、
私は、こう、カマシます。

「いつもお世話になっておりますぅ〜
弊社の〇〇(私の上司)と私から、
ほんのお気持ちですぅ〜」

スッと(どや)

お得意先も喜んでくれて
無事、ミッションコンプリートした私。

相手の訪問先によるついでに
おしゃれなカフェを見つけて
効率的に、無駄なく、手土産を手配できたぞ。

こうして、わたしは
どやりながら会社へ戻ります。

経費精算です。

「おしゃ」なチョレート菓子の領収書をもとに
「接待交際費」を申請。。。。

これがキッカケで、上司の逆鱗にふれました。

逆鱗を、なでまわしてしまったのです。
※逆鱗…龍のアゴの下にある
1枚だけ逆さに生えたウロコ

「ばかやろう!!!!!!!!!!!」

「はい?」

私は、なんで怒られているのか
まったく理解できませんでした。

「効率的にやるんじゃねぇ!」

そう、上司は私に言います。

「領収書をみれば『行くついで』で
買っているのがみえみえだよ!」

「はぁぁ」

「いいか?
好意にする相手にプレゼントをわたす時は
準備を効率化するな。」

「でも、タイミング的に
木曜日の朝イチしかなかったので。。。」

「火・水の定休日で買えただろう!」

「(うわ、、ブラックだ。。。)」

「定休日に手土産を買え」という上司に対して
不満をおぼえた記憶があるっす。

しかし、同時に、
「ついで」で買った私の考えが見抜かれて
「恥ずかしい気持ち」になったのも事実でした。

上司の教えは
つまるところ、こうです。

手土産やプレゼントは
「わざわざ手間をかけた時間」が
大切である。

高級なプレゼント(金銭)もいいが
手間のかかる行為(時間)もいいのである。

と。。。

さらに、こう続けます。

こちらから『渡したくて渡すもの』だから
土産物を買うタイミングに
「勤務時間中」とか「定休日」とかは関係ない。

商品のセンスや値段が間違っているわけではなく
「渡す気持ちや考え方が誤っているのだ」と。

私は、さとりましたよ。。。

「なんて、子供なんだ」と。。。

そもそも、手土産に対する考え方が
「だめだめである」ことに気付きました。

確かに、ウーバーイーツで届くみやげものに
なにも、ありがたさを感じませんもん。

私の事務所の隣に「ゴディバ」があったとして
そこで高級チョコを買ってもらっても
「なんか違う。」

自分のために「わざわざ」とか「考えてくれた」
とか「時間をかけて」とか、そういう部分に惹かれます。

こっからが、今回の記事で
一番伝えたい内容っす。

不動産の世界には
「気持ちの部分」のやりとりって多いですよね?

義理や人情や情熱が、仕事にすごくからみます。
(ココが、不動産ビジネスの魅力である)

だから、気持ちを傾けるべきところを
見極めないといけません。

今の時代「効率的に」だとか
「ムダな作業」だとか
やーやーと叫ばれていますけど、
なんでもかんでも「生産性をあげる」
という安直な考えは、だめです。

とくに、業界新人くんには、強く言いたい。

不動産業界のトップに君臨するような
ベテランのおっさん勢を相手にするには
効率化した成果をアピっても刺さりづらいぜ?

私は『効率的にせず、時間をかけること』
への重要性を、この上司から学びました。

一言でいうと「定休日に働けよ!」という
バリバリ「労働基準法違反」な教えですが
この考え方は、個人的に好みです。

共有でした。

PS…
そろそろ、バレンタインデーですね。
『プレゼントへの考え方』として
この記事が参考になれば幸いです。

私は、バレンタインに
「手作りケーキを
その場で、ワンホールごと食い切る」
という、わんぱくエピソードを持っています。

それも、極寒の夜空の公園ベンチにて。
(手がかじかんでも、食い切る男だ!)

それも、チーズケーキだから
腹がもたれるんですよね。

でも、嬉しくて嬉しくて
その場で食べきってしやいやした。

男は、いつでも、もらって嬉しいのは
『手作り』っす。

よければ、TwitterからDMして
私の住所あてにチーズケーキを
送りつけて下さい。

それと、有料マガジンも
フォローしてくれると嬉しいです。
(有益なコンテンツに仕上げています)

では、またあした。
アディオス!

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Dev🏠
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