見出し画像

プロテオグリカンとは?ヒアルロン酸を超える保水力を持っているスーパー美容成分!

こんにちは!
itten cosme(イッテンコスメ)お客様センターの山口ゆりです。

次世代の美容、健康成分として大きな関心が集まっている
『プロテオグリカン』
ってご存じですか?

今まで、保水が高い美容成分と言ったら、筆頭に上がっていたのは『ヒアルロン酸』でしたが、そのヒアルロン酸をも超える保水力を持っているのが、このプロテオグリカンです。

そして、美容・健康の両面で多くの機能性を持つ素材として評価され
最近では様々な化粧品に配合されるようになってきました。


そんなスーパー美容成分プロテオグリカンとは何か?
なぜ美容成分として大注目されているのか?
詳しく教えちゃいます♪

スクリーンショット 2020-10-05 154420


◆プロテオグリカンとは?何からできている?

「プロテオ」は、プロテイン=タンパク質を意味し、
「グリカン」は多糖類のことです。
つまりはプロテオグリカンは糖とタンパク質の複合体で、「糖タンパク質」のひとつです。

コラーゲンやヒアルロン酸とともに全ての動物の皮膚や軟骨等に存在し、
皮膚ではハリや弾力、関節では、軟骨に含まれクッションのような役割を果たしています。

プロテオグリカンの可能性については研究者の間では早くから高い関心が持たれていたそうですが、
その分子量は大きくかつ複雑で、素材としてそのまま取り出すことが困難だったため、プロテオグリカンは非常に希少な成分でした。

以前はその試薬は1gあたり3000万円という極めて高価なものだったそうです!

それでは、ヒアルロン酸やコラーゲンのように広く化粧品に使われることはありませんよね。

しかし、30年以上もの研究を経て、弘前大学医学部の故高垣啓一教授により
酢酸抽出により鮭の鼻軟骨からプロテオグリカンを効率的に抽出する方法が発見されました。

この酢酸抽出法により、プロテオグリカン量産化の道が開け、プロテオグリカン研究も一気に進んだのです。

その後、弘前大学と青森の地元企業『角弘』との共同研究により、サケ鼻軟骨から高純度かつ大量にプロテオグリカンを精製する技術が確立されたました。

今ではプロテオグリカンはサケの鼻軟骨から抽出して得られ、化粧品や健康食品の原料に広く使われています。

一時は「夢の成分」といわれましたが、抽出法の確立で生産が安定し、世界中の研究者や専門家から大きな注目を集める成分となったのです。

画像2


◆プロテオグリカンの特徴

プロテオグリカンの一番大きな特徴は抜群の保水力です。

ヒアルロン酸1gは6リットルの水を保持することができると有名ですが
実はプロテオグリカンは、このヒアルロン酸に比べて約30%も高い吸水力をもっています。

1gで6リットル・・・
その30%増・・・

過ごすぎませんか?!

そして、プロテオグリカンはその成分が壊れにくいため、長時間潤いを守り続け、時間の経過による乾燥が少ないとても素晴らしい成分です。

肌年齢には、水分量が大きく関わっています。

それゆえ、保水力の高いプロテオグリカンのような成分の補給は、肌年齢を若く保つために欠かせないことです。

今後、美容分野ではますますプロテオグリカンへの期待が高まっていくと思われます。

美肌を求める方はぜひ、プロテオグリカンに注目してみてください!

画像3


◆プロテオグリカンの肌への働きは?

プロテオグリカンは肌内部のヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進する働きがあります。

この点が、ヒアルロン酸や他の美容成分との最大の違いだと言えると思います。

単体としても高い保水力が期待できるプロテオグリカンですが、
さらに他の保水成分を増強するというのですから、まさに、加齢による保水力の低下、乾燥に伴う肌トラブルの救世主ともいえるでしょう。

そして、プロテオグリカンの美肌効果について語るとき、その抗炎症作用を欠かすことはできません。

抗炎症作用と聞いて、それは美肌効果と無関係では?と思う方もいるかもしれません。

しかし、ニキビや肌荒れ、日焼け等の肌トラブルは、炎症の一種なのです。

また、肌のしわやしみ、たるみなどの老化現象は、炎症を引き起こす因子の働きによって加速します。

プロテオグリカンは、この炎症を引き起こす因子の働きを抑えるだけでなく、逆に炎症を抑える抗炎症因子の働きを活性化し、二重の効果で炎症を抑制します。

つまりはニキビや肌荒れ、日焼け等の炎症を起こさないようにする働き
炎症によるしわ、しみ、たるみを引き起こさないようにする働きがあるのです。

詳しくはこちら➡

プロテオグリカンはアンチエイジングにとっても、とても効果的な成分だということです^^

画像4


また、ヒアルロン酸の場合は経口摂取ではなかなか効果が出ないのですが、
プロテオグリカンの場合は塗っても飲んでも効果を期待することができます。

経口摂取でも、目立っていたしみが少なくなることが明らかになっています。
細胞試験では、しみの元であるメラニン色素生成抑制の効果も確認されているそうです。

プロテオグリカンは、対症療法と根本治療の両方の働きを持った、肌のアンチエイジングの万能成分です^^

本当に美容成分として取り入れない理由がないですよね!

ぜひ、プロテオグリカン入りの化粧品を探してみてくださいね。

◆プロテオグリカンの抗炎症作用は肌だけじゃない!

プロテオグリカンは、この炎症を引き起こす因子の働きを抑えるのは肌だけではありません。

糖尿病、関節リウマチ、骨髄移植時にみられる GVHD(移植片対宿病)、などの炎症性疾患や、メタボリックシンドロームの改善、難病指定されている潰瘍性大腸炎の症状緩和等に対する効果が確認されていそうです。

このように、プロテオグリカンには、肌のダメージを防ぎ修復する作用だけ
でなく、肌細胞そのものをみずみずしく再生する働きがあります。

画像5

◆まとめ

プロテオグリカンは非常に高い保水力を持っている。
また、肌内部のヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進する働きもあるため、加齢による保水力の低下、乾燥に伴う肌トラブルの救世主ともいえる。

抗炎症作用もあるため、キビや肌荒れ、日焼け等の肌トラブル、そのトラブルが引き起こす肌のしわやしみ、たるみなどの老化現象を防ぐ働きがあるため、対症療法と根本治療の両方の働きを持った、肌のアンチエイジングの万能成分と言える。

以前は1gあたり3000万円という希少な成分だったが、30年以上の研究の成果で今では効率的に抽出する方法が見つかり、今一番注目されている美容成分である。


今まであまり注目されていなかった『プロテオグリカン』ですが
これからは積極的に取りいれていきたいですよね。

プロテオグリカン入りの化粧品を使用して、お肌を乾燥から守り、ハリがあるぷるぷる肌で過ごしましょう。

itten cosmeお客様センター 山口ゆり


いいなと思ったら応援しよう!