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映画『ラストマイル』のためにドラマを見返した

お久しぶりです、おこんにちは。
いつきです。

公開中の映画『ラストマイル』を1000000%楽しむために、
ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』を見返したので、
それぞれ感想を書いていきたいと思います。
ガンガンネタバレしちゃうので、
まだドラマ見てない!って方は読まないでネ!!!

『アンナチュラル』

不自然死の死因を究明する架空の施設
『UDIラボ』
を舞台に、
石原さとみちゃんや井浦新さんやらのメンバーが、
死因を究明したり、
そこから事件を解決に導いたりするんだけど、
もうこれが、
とにかくめちゃくちゃいいドラマ。

もう、見ていくごとに、
「何度泣かせるねん」
となります。

そして、見れば見るほど、
なんでUDIラボはほんとに存在しないの???
と思わずにはいられないです。

だって、絶対あったほうがいいもん。
死因は絶対はっきりわかったほうがいいよ。
(小2の言語能力)

石原さとみちゃんはあまりに可愛くて魅力的なので、
あまり演技派と言われることはないんじゃないかという気がしているのだけど、
石原さとみちゃんは演技がめっちゃうまいです。
毎回石原さとみちゃんに泣かされるのです。

そして泣けるのに、
御涙頂戴的なストーリーじゃないとこがいい。

例えば、
ここでこの人は普通のドラマだったら絶対に刺さないよね、
ってところでも、
普通にサクッと刺しちゃう。
普通にというか、
むしろドラマチックに刺しちゃう。

そういうところが凄いんだよな〜〜。

『殺人遊戯』の回では、
もう、そういうことだったの?!
の驚きの後に、
止めどない涙を流してしまう石原さとみちゃんの説得があって、
私は合計100リットルくらい泣いてると思う。

そして、基本は一話完結のドラマなのですが、
少しずつ一つの事件をずっと追っていくドラマでもあり、
最終話に近づくにつれて盛り上がっていくのもすごいです。

未見の方は、ぜひ。


『MIU404』

綾野剛くん、星野源ちゃんW主演の警察ドラマ。
アンナチュラルと同じ脚本家(野木亜紀子)さんです。

こちらも基本一話完結なのですが、
『ドーナッツEP』というドラッグを巡り、
ドラマ全体を通じて話が展開していきます。

いつでも冷静沈着な星野源ちゃんと、
明るくバカな綾野剛くん(こういう役珍しいですよね)の対比がとてもいい。

この話も、
「ここでこの人が犯人はないやろ?!」
という人が犯人になったりするし、
クスッとした笑いや、
涙の回もある。

星野源ちゃんは過去のトラウマから若干の希死念慮が透けて見える演技がお見事。
でもある事件をきっかけに過去のトラウマから解放された後の演技もお見事。
綾野剛くんは普段あんまりやらない、
底抜けに明るくてバカの役をいつも通り以上の演技力とハマりっぷりでキャラクターをとても魅力的に演じています。

色々な事件を経て、
二人がどんどん心から信頼できる「相棒」になっていき、
絆が深まっていく様子は、
涙なしでは見られません。

そして特筆すべきはやっぱり・・・
菅田将暉くんの演技力の高さだと思う。
もう、菅田将暉くんの演技力の高さなんて、
インターネット中で語られに語られ尽くしてると思うけど、
・関西弁
・独特のおしゃれ(どこかで菅田くん本人が衣装をスタイリングしたと見たような・・・)
・とにかく明るい
・けど不気味
・賢い悪役
という多分菅田将暉くんが挑んだことのないキャラクターを演じてます。

私は菅田将暉くんの演技がとても好きで、
彼の作品は色々見ていますが、
彼の演じる「クズミ」の役は、
悪役ながらと〜っても魅力的。
ドラマでは珍しく悪役になった背景が一切語られず、
「俺はお前たちの物語にはならない」
と言って顔を塞いだ菅田将暉くんのシーンは、
悪役が捕まった後のシーンとしてはあまりに画期的。
悪役になった背景も悪事を働いた動機も全てが最後まで不明。

新しい〜〜!!!

と思わず叫びたくなってしまいます。

星野源ちゃんも綾野剛くんもとっても魅力的なのですが、
その他第4機捜のメンバーがまたそれぞれ魅力的なので、
事件がなくてもずっと見ていたくなります。
機捜うどん、食べたい。

刑事ドラマ好きな方も、そうでない方も、ぜひ。

ああ〜両方見返して、
アンナチュラルとMIU404の世界が交錯するラストマイルが、
楽しみで仕方ありません。
また見に行ったら感想書きます。

ではでは。





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