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書き殴る

言葉を失うほど幼稚な感情に嫌気がさす
階段を降りる靴の音
伸び切った前髪に秋の風が絡みつく
またこの気持ちに、名前をつけなければいけなくなる

夜風が涼しくなり、
風の匂いに酔っぱらい、
好きだったあの子を思い出し、
言葉に合わせて足を進める

気持ち的には5cm切った前髪
救えないニコチン中毒
一時の感情で人生を決めてしまう癖
衝動的な言葉選びに
あとでまた後悔すんのにね

何万回間違えたとしても、変わらない
それが自分らしさ
守るために間違えてる

また同じ分帰路に立ち、
また同じ選択を迫られた時
あの経験がいきていたと
思えるようになるのか
品切れになった言葉のショーウィンドウから
目が離せない

何を買いにきたんだっけ
何を書きにきたんだっけ
なにをえらびにきたんだっけ

何してたんだっけ

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