いつも

99年うまれ 詩を描いてます。自分の心について、特に詳しく。自分が何者か、人って何か、愛って何か、心って何か、 優しさって何か、どう生きていきたいか、他人はどう生きているのか、考えを巡らすのが癖です。自分を見失わないように。ちなみに写真は全部僕が撮ってます。#いつもの愛

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99年うまれ 詩を描いてます。自分の心について、特に詳しく。自分が何者か、人って何か、愛って何か、心って何か、 優しさって何か、どう生きていきたいか、他人はどう生きているのか、考えを巡らすのが癖です。自分を見失わないように。ちなみに写真は全部僕が撮ってます。#いつもの愛

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果たして何がある

吊り革に預ける自分の重さ 昨日より少しだけ、重たく感じて 特に心を病んでるとかではなくて ただ単純に疲れてるだけなのかもしれない 不安定な天気と流行りの速さに気を当てられて 見たかったドラマもまだ見てないし、 あの日のフィルムもまだ現像してないな 今日1日の評価を添加物で飲み込んで それもまあ悪くないと60点の感想を吐き出し、 この選択を正解と思いたい自分が 人間という檻の中で飼われていることに気づく 分かるやつだけに分かればいいなんてことはない でも分かってほしい人にだ

    • 思い出せ

      馬渡模様の夜空 黒い部分から誰かが覗いてる 改札の隙間を通るだけで 知らない街に来たような 冬に乗り遅れたような 孤独に袖を通し寒さを凌ぐ 信号は守るのに歩きタバコはするんだね 脳が空っぽになったように 矛盾の人生を生きる どこまで行きたいか、思い出せ 羨望も嫉妬もシアンに染めて 綺麗だねって笑えるように 戦争が起きても自爆テロが起きても 人が何人か死のうと お気に入りのラーメン屋が潰れても 路地裏のフレンチが ありえない値段のランチを出しても どんな夢も負の感情の上

      • 茶碗

        しんどいとき、 外に出て、空を見る 星が綺麗で、 ピアスにしてあなたにあげたいと思う 夕陽が綺麗で、 ネックレスにしてあなたにあげたいと思う そう思えている自分がいることに気づくと あなたに感謝すると同時に、 あなたに無性に会いたくなる しんどいとき、 ヘッドフォンをして、音楽を聴く 新しいアーティストをみつけて、 あなたも好きかもと思う いつもの歌詞に光をみつけて、 あなたに伝えたいと思う そう思えている自分がいることに気づくと あなたに感謝すると同時に、 あなたに無

        • 自分だけ

          いつだって 頑張るのは自分のため 決めた道を正解にしていく その一心だけで 身にふりかかる負の感情、甘え、身勝手さ、醜さ 全てを振り払ってひた走る

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          支えて歩く

          思っているより小さな体に 精一杯の努力を詰めて ひたすらに信じて歩く君を 心の奥底から尊敬している その強さを持たない僕より 大きな意思に白旗を振る 時折見せるその弱さ、強がり、 よだれを垂らして眠る無防備な頬 美しいものばかり似合う君の 強く華々しい心を 目指す先まで支えて歩く 振り返って面白かったねと 手を叩いて笑えるように 支えて歩く 君を 送り出してくれた人の分まで 愛してくれた人の分まで 応援してくれた人の分まで 支えて歩く

          支えて歩く

          あの銀河から見て

          いつもより高い位置にある月 どんどんと塗り替えていく記憶と また解けた靴紐 靴底が擦れて削れていくほど 思い出の賞味期限が近いことを悟る 最寄りから家までの帰り道 北風が寒く感じる あんなに長かった夏も 気づけばもう終わり 好きだった居酒屋があった空き地も 新築の建物が出来上がっている 踏み潰されたカメムシと 握りつぶしたタクシーの領収書 君が眠っていた毛布 本当にここにいたのは夢かと思う ふと考える 生き方を考え直したら あなたみたいになれたのか 傷つけてきた人の顔だ

          あの銀河から見て

          希望

          あなたの華奢なその肩に めいっぱいの愛が詰まっていると 感じることが増えた 君のことを考えることで現実から逃げ このまま夢から醒めなくてもいいと 頭悪いことまで思えてしまう 言葉が重なること、気持ちをお互い探ること 段取りの悪い感情論が 年甲斐もなく愛おしい 自分が君にとってどんな存在か 考えるまでもなく 君の笑顔で草木が芽吹き 君の吐く息で赤ん坊が泣き止み 君の言葉で音が湧き 君のまばたきで朝が来る 僕の世界にとってそんな存在で 当たり前であればあるほど 与える影響は

          必ず正解に走り込んでみせる

          熱が出ると思い出す 何かに冷めていたことに 咳が出ると思い出す 何かに安堵していたことに 1人になると思い出す 誰かに生かされていたことに 何かを失うたびに思う また繰り返すのか 同じような表現を何百個も重ねて 自分を表したと錯覚して いつも間違っていることに気づく それって銀河の中の一つの星の集まりの、 一つの星の小さな国の、小さな街の小さな心で 起きるどうでもいい間違いなのに それだけのことで夜に捕まって 行く当てもなく歩き出し 大切な人に見せたい弱さを隠し ここまで

          必ず正解に走り込んでみせる

          各駅停車の憂鬱

          いつか、タバコを辞めるのかだろうか 嫌なことがあるたびに煙に撒こうと思い 毒を深く吸い込んで 深呼吸だからと、落ち着くためだからと 言い聞かせ、 人からは煙たがられながら、自分に酔っている 君がつぶやいた言葉、僕もその通りだと思った 思うから、余計自分が嫌になる この感じはまずい いつか泥にハマって抜けなくなる そう気づくのにどんどんハマっていく はまれなくなったから、抜け出して、 自分が決めたからと大口を叩いて 必ずしも正解だとは言えないような選択をするから、 周りから

          各駅停車の憂鬱

          信じて

          自分がしてしまったことのせいで 自分が不安になる 結局信じられる人ってそこまでいないんじゃないかな 信じたい人しかいないだけ 信じるって人と人の間の言葉のように感じるけど 本当は自分良がりな言葉で ただ自分だけがそうなりたいだけなだけで 本当は違うのに 本当はそんな緩い関係じゃないのに 容易く口に出し 安心するだけ安心して、空に消えていく言葉 空気より軽すぎて 光より眩しすぎて どうしても羨ましくなるが 羨んでるうちは届かないのが夢で希望で 必ずしも、夢みることが正解では

          香り

          わからないことばかりかも知れない 人生は、何があるかわからない 言葉ではどう頑張っても表しきれない感情なのに それを表そうとする言葉がたくさんある 周りの幸せは感情のない明朝体 ありきたりのフォントで飾る日常 存在を大事にできる理由が欲しい 満員電車、あなたと同じ匂いがして 振り向きたいのに 絶対になんともできない 鬱憤と人との関係性 うまい距離感を保てない自分に嫌気がさす 人から見ればどうしてそんなことで ってことで夜に溶けていってしまう 満員電車、みんなあんま顔死ん

          【私情】下積む

          もう、空を描くのも、月に触ろうとするのも 宇宙に飛び立とうとするのも、 海に生きようとするのも、 全部やめた! 本当に必要なものだけ残していく 本当にやりたいこと、やりたい表現のために 走り続けることに意味がある 休めない帰れない寝れない、全部どうでもいい 思い出なんか作らせない 鏡の中の自分が死んでいるように見える? 好きな音楽も聴けなくなって お酒もアホみたいに飲めなくなって 100円の菓子パンと500円のタバコと90円の缶コーヒーで ここまで小さくなってしまった?

          【私情】下積む

          期待

          名前も知らない聞き慣れた虫の鳴き声 君の寝息に自然と合う呼吸が この涼しい秋風に変わって また離れられなくなる 脈拍で伝わる妄想にしかならない感情音 必ずしも楽しいことだけじゃない この時間もずっと続くわけじゃない でも いつかきっとまた同じ速度で呼吸して 伝わる温度と鼓動で胸を叩き 地球がスローで回るような 呟きが一瞬で耳に届くような そんな時間がいつかくると そう期待するだけで胸がいっぱいになり 心臓の音に過敏になり この音が消えてしまわないように 秋風に吹かれても灯

          君は夜に包まって

          ここまできたのに 全てをぶち壊したくなってしまう欲望が なぜかある 食欲よりも性欲よりも強い、睡眠欲より少し強い 欲望がある 全部どうでも良くなって クソみたいな言葉しか湧き出てこないし、 美味しいものも食べれてないし、自由もない 考えつくもの全てが自分の足を引っ張る錘になり 考えても考えても、正しい正解は出てこないのに なのにどうしてか、 あなただけは唯一光る 匂いも形も肩幅も、 全部が僕を閉じ込めるための檻で、 目も瞼も虹彩も、 全てが僕を吸い込むための罠で、 また触

          君は夜に包まって

          どうにかしたい思いや感情があるとき ぶつけるか、吐き捨てるか、 どうするかの選択肢がいくつかあって 僕はよく、ぶつけてしまうんだけど ぶちまけてしまうが、正しいかな、 どっちかというと、ひとりよがりの自慰行為に近い、 相手のことなんて考えられないくせに 相手に自分のことを考えて欲しいと主張する、 赤ん坊みたいな表現 今間違えたら、結構ダメなのに 間違えそうになる 必ずしも正解を選べる人生ではないけど 今は正解と思ってしまうことがある それって後から見たら間違いに見える 全

          味方

          なりたい自分があって それに向かって全力で走るんだけど 風に煽られて消えそうなロウソクの火を守りたいから いつものようにうまく走れない 立ち止まってロウソクの残りを確認して ホッとしてると どこに向かってるか、ド忘れしてしまう 地元に帰る理由も少なくなっていったり 会える友達も減っていったり 好きだった人が子供を産んだり 毎週楽しみにしていた漫画の連載が終わったり 時代は変わっていって 周りは綺麗に終わっていくのに 自分だけが終わりに迎えてない 四方八方に道があるせいで