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たゆたーうの日帰り温泉めぐり 3

おつかれさまです。たゆたーうだよ。
世間は三連休!いかがお過ごしですか?
今回訪ねた日帰り温泉は長野市松代にあります
加賀井温泉 一陽館さんです。

日帰り温泉の本に載っていたお湯につかっているおじいさんの写真があまりにも良さそうだったのでいつか行ってみたい!と思っていたのでした。
インターネット上のクチコミを見ると、好きな人と苦手な人にわかれるとのことで、賛否両論のようです。そんなの絶対気になるじゃん。近くには大きな温泉施設と、それとは別に昭和の雰囲気のありそうな温泉施設もあったので、もし合わなかったらそっちに行けばいいやーとふらっと行ってみました。
良かったです。最初はどぎまぎしましたが、帰る頃にはほにゃほにゃにできあがったゆでたゆたーうができあがったという訳です。関係ないけど茹で落花生っておいしいよね。やわらかくて甘くてほっくりしてて。

加賀井温泉 一陽館 入浴料 500円

敷地内の撮影は禁止されています
衣類やタオルは茶色くなります
汚れてもいいものにしましょう
お客様に媚びない硬派な湯治場
常連さんがわりと話しかけてきます

受付にて、初めてのお越しですか?にはいと答えると、説明がはじまりました。
うちは普通の温泉とは違い、湯治です
ご覧になってみてちょっと厳しいようなら返金します
頭も体も洗えません、シャワー類一切ないです
それでもよければどうぞお入りになってください
こんな感じだったと思います。おっかなびっくりながらもお金をお支払いすると、今度はマイクを手に持って(!)の案内です。
源泉がここです。地下120mから湧いてます(めちゃくちゃ噴き出してる)
露天風呂はこの道を通ってあっち(もろ見えだ!こりゃ湯浴み着ないと厳しいぞ)
露天風呂に行くときは青いスリッパにはきかえて、バスタオルを二重になるように巻くか湯浴み着(別途1100円で販売あり)を必ず着用すること
内湯は入り口から遠い壁側が下流なのでそちらでかけ湯をすること
入る時も下流から入ること
入り口側の上流でかけ湯はしないこと
出る時は上流から出てもよいこと
なるほど、資源であるお湯を大事に使って欲しいのかな?
説明をしっかり聞いたらいざ入浴です
入ってすぐ下駄箱で、その奥が脱衣所脱衣カゴ
わぁーこういう入ってすぐ温泉のやつ好きー!
なんだか床がすごいことになってますよ 岩?棚田?茶色のうねうねです
シャワーもカランも椅子もない、あるのはびっちり茶色くなった洗面器 整然と並んでました

公式Instagramより引用

写真は下流の方から見た景色 細長い湯船の縁は茶色ともオレンジ色ともつかぬ鉱物状態 層になってます 温泉パワーたかそう。
かけ湯をするとにおいが、肌触りが、いいお湯ですよ〜って雰囲気出してきます。いかにもあったまりそうな様子。
ちゃぽんします。おお ちょい熱めの適温。41℃くらい?ところでこの湯面に浮いてるクリーム色の粉みたいなの何?湯の花の密度もおおきい 茶色い湯の花です。湯船の壁を触ると指が茶色!たのしいね!
上流は透明なお湯がだばだば(泡立ちあり)
下流に流れていくお湯もだばだばごうごう(見応えあり)湯船の中は少し濁って薄茶色?黄緑色?グレー?みたいな言い表しづらい色をしてました。
混浴の露天風呂は入らなかったけれど、話しかけてくれた常連さんによるとぬるくていくらでも入っていられるそう。いーなー
次来る時はバスタオルと、しまう用のビニール袋と持ってこなくっちゃ。あと飲み物も、牛乳とかラムネも持ってきたいな。
コロナ前はコップがあって飲泉できたそうです。手で掬って飲んでみると、こ、これは…かなり形容し難い味…!塩分が強く、苦味もあり、なんとなくダシみたいな気配もするような、エグくて口をゆすぎたくなるような、うーん…強烈で、何かに効きそう。
飲んだからなのか、お湯の効き目なのか、あがったあととってもお腹が空きました。毎日続けて入ったら健康になれそうです。これが湯治か(!?)
常連さんは帰ったあとアイス食べるそうです。そうだよね、こんなにあったまるお湯はアイス食べたくなるよね。かき氷もいいな。チューペットもいいな。
体を拭いたタオルは茶色や黄色の色がつくので、濃い色を選ぶか、汚れても良いものをおすすめします。帰りの道中自分から鉄のにおいがして幸せだった〜〜
では、みなさま良い湯治をお楽しみください!たゆたーうより

看板もシブく見えてきた帰り際





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