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事業の動きから課題発見をする

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とっつきにくいテーマ

さて、今回はこれまで色々とお伝えしてきた中で特に、聞くだけでも難しそうなテーマベスト5に入るんじゃないかっていうほど面倒くさいワードをチョイスしてみました。

僕らが会社を経営しているとどうしてもよく見るワードに「管理」って言葉が出てきます。よく聞いたことがあるかと思います。で、いったいこの「管理」ってなんぞやって思ったことはありませんか?

一言で管理といっても、マネジメントとか他にも思い浮かぶものがたくさんあるかと思います。が、管理の中でも経営する中でもっとも大切なことにフォーカスしてみたいと考えまして、そこで、今回は「経営管理」についてお伝えしたいと思います。

お伝えする内容

まず、経営管理にはその定義があります。そして、経営管理を行うことで経営判断を下すポイントを把握することができます。

さらに、経済学者の見地から経営管理論の概念が定められており、同じ経営と名がつく経営管理、経営戦略、経営企画というものがあって、それぞれの違いについて説明します。

そして、経営管理を詳しく分類すると5つの管理に別れていますが、これは、企業にとってそれぞれ役目があります。その役目を説明して、最後に経営管理を改善するための方法についてまとめてみました。

2つのポイント

では、参ります。
経営管理とは、企業が経営活動を進めていく中で生まれる事業や業務を、目的達成のために管理することを言います。

経営管理を行うことで、次の2つを把握することができます。

一つ目は、自社の課題を発見することができる
二つ目は、自社の事業の動きを把握することができる
です。

これらの「課題と動き」を把握することで、企業としての目的を達成するための経営判断を下すことができるのです。

つまり、経営管理を行う目的としては、「企業としての目標を達成するために、事業や業務を管理して、適切な経営判断を下せるようにする」ってことなんです。

管理活動を5つに分類

経営管理論は、アメリカの経営学者「フレデリック・テイラー」とフランスの経営学者「アンリ・ファヨール」によって成立された学問。

ファヨールは、管理活動を次の5つに分類しています。

1. 予測:将来的なことを予想して経営計画を立てる

2. 組織:組織を物理的だけでなく社会的に構築する

3. 命令:従業員を機能させる

4. 調整:業務と努力を結びつけ調和する

5. 統制:活動が一定の基準や支持によって行われるようにする

この5つは現代でいうPDCAと同じような内容とも言われています。このPDCAについてはまた別の機会にお伝えしたいと思います。

経営がつく3つの種類

そして、経営管理は、経営戦略と経営企画と違います。その違いを説明すると・・・

経営管理とは、企業が経営活動を進めていく上で、発生する事業や業務を目的達成のために管理することですが、経営戦略とは、企業が掲げる目標を達成するための中長期的な方針や計画のことを言います。 経営企画とは、企業が決めた経営戦略に則り、短期の計画を考案したり、それを進行するために経営資源を配分することです。

経営管理5つの種類

で、これは企業経営理論を勉強された士業の方などは、当たり前すぎる話ではありますが、経営管理には5つの種類があって、それは・・・

1. 生産管理
2. 販売管理
3. 労務管理
4. 人事管理
5. 財務管理
のことを言います。

改善する3つのポイント

経営管理を改善するためには、次の3つのいずれかの方法で基本的には改善することができます。それは、

1. 経営管理システムを導入する
2. 部署や業務ごとに明確な課題を設定する
3. 経営基盤をシンプルにする

経営管理を徹底して行うことで、トラブルやアクシデントがあった場合にも柔軟に対応して、的確な経営判断を行うことができるようになります。

経営管理を怠ってしまうと、然るべきときに重要な判断が遅れたり、判断するべきタイミングを逃してしまい機会損失につながることもあるのです。

まとめ

はい。ここまで、まとめてみましょう。

・経営管理とは、企業が経営活動を進めていく中で生まれる事業や業務を、目的達成のために管理することでした。

・経営管理を行うことで、「自社の課題を発見することができる」ということと
「自社の事業の動きを把握することができる」ってことでした。

・経営管理論は、アメリカとフランスの経営学者によって説かれ、それは、予測、組織、命令、調整、 統制の5つに分解され、これは今で言うPDCAと類似するものでした。

・そして、経営管理は、経営戦略と経営企画との違いについて説明しました。

・さらに、経営管理には5つの種類があって、それは・・・生産管理、販売管理、労務管理、人事管理、 財務管理のことでした。

・最後に経営管理を改善するためには、

1. 経営管理システムを導入する
2. 部署や業務ごとに明確な課題を設定する
3. 経営基盤をシンプルにする

この3つのいずれかの方法で基本的には改善することができるってことでした。

一言で言っちゃえば

以上、経営管理についてお伝えして参りましたが、やはり冒頭で言ったように小難しいイメージはありますね。どうしても「理論」となると定義や概念から始まるので、説明とかマニュアルのようになってしまうからでしょう。

要するに、経営管理をすることによって、事業の課題発見と全体的な動きがみて取れるってことですよね。その課題から改善策を検討して、精査し、検証してみてまた実証すると言う意味ですね。これを繰り返し行うことでブラッシュアップされていくってことになります。

ま、一言で簡単にまとめるとこんな感じでしょうが、企業の経営って全く同じケースや同じパターンはありえないはずですので、常に経営管理についてはアップデートしていくことが望ましいと言えるでしょう。

というわけで、ぜひぜひ今後も「社長の戦略講座」、参考にしていただけると嬉しいです。

それと、最後にお知らせですが、第1回目のnoteからstand FMというラジオ番組で放送してますのでそちらも聴いていただくとよりリアルになります。アクセスの方法はPSに記載しておきますのでこちらから聴いてください。ついでにフォローもお願いします。

それでは、飽きない人生満喫しましょう!じゃまた。

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