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生理の話

8歳でITPを発症した私には、将来の懸念事項がありました。

もちろん妊娠・出産もそうなのですが、一番間近な問題として、月経をどう迎えるか、というものでした。

小児ITPから慢性化することがそもそも稀なので、ITP患者が初潮を迎えることに関する情報が何もなかったのです。

それは私や両親だけでなく、主治医も同じでした。

何度か相談して、ピルで整理を止めることを提案されたこともありました。

でも、結局副作用が大きいのであまりお勧めできない、ということでピルの服用は見送られました。


結局私が初潮を迎えたのは、中学一年の12歳の時。

当時は数値が落ち着きつつあり、5万はあったと思います。

最初は周期も量も不順ではありましたが、懸念していたような大出血にはならず。

でも、月経過多ではあったと思います。

一日目から結構な量が出ていたので。

ちなみに生理痛はそこそこあるものの、薬を服用するほどではなく、痛みを5段階で表現するなら3くらいで、これは今も変わりません。

学生の頃は、生理痛がひどい時は保健室で寝かせてもらったことを思い出します。


現在も月経過多で、数値が少ない時は特に出血も多く生理痛も重いように思います。

年に一度くらい、貧血で起き上がれない日があったり。

そもそも初潮時からITPだったので、一時は寛解はしていたとはいえ、これがITPのせいなのか体質なのかは分かりません。

閉経まであとまだ十年以上。

今後も上手く付き合っていきたいと思います。

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