見出し画像

私が10か月の育休を取得した理由

こんにちは!井鳥ヨウです。

2022年8月に第一子が誕生して、2022年10月~2023年7月の約10か月間、育休を取りました。時代的に男性で育休取得する方は増えているものの、長期で取得している方はまだ少数派なのかと思います。どなたかの参考になればと思い、私なりの取得理由3点ををまとめてみます。


私の自己紹介はこちらに書きましたのでご覧いただけると嬉しいです。


1. 妻の状況

我が家の場合、

妻→産休のみで育休なし

私→10か月間育休

というパターンでした。育休に入る前に諸先輩ブログを色々探しましたがあまり例は多くなかったので、珍しいパターンだと思います。

本当は妻もフルで育休を取りたかったのですが、転職したてで会社の規定で入社してから一年間は育休が取れませんでした。このような状況でしたので、夫である自分が長期でとる重要性が増しました。

産後の一ヶ月間、妻は里帰りで過ごしていました(里帰りといっても車で1時間ぐらいの距離ですが)。平日仕事をして週末は妻の実家に通う一ヶ月間でした。産休明けの10月に妻は職場復帰、私が入れ替わる形で育休に突入しました。

2. 仕事の状況

仕事の状況的にタイミングが良かったと思います。

会社に育休の相談をする前から、出産予定月あたりに私が異動する可能性がありました。自分自身もともと異動前提で引継ぎの準備をしていましたし、職場の人も私が(異動で)離れることが念頭にあったと思います。

「産後1カ月程度は妻が里帰り予定だから、その間は仕事は続けて、里帰りが終わるタイミングで育休に突入しよう。」

そう計画して、当初の予定よりも少々長く異動前の部署にいさせてもらい、育休を挟んで、明けたら部署異動、ということになりました。

3. 自分の想い

1と2は外的要因ですが、ある意味これが一番の動機、源です。

私は働くことが嫌いではありませんが、自分の中で優先順位をつけるなら、仕事より家庭です。このあたりは出口治明さんの本の影響を受けているのかもしれません。

仕事とプライベートのどちらが大切かと聞かれたら、僕はためらうことなくプライベートと答えます。

出口治明『「おいしい人生」を生きるための授業』

という言葉には、うんうんその通り!と何度も頷けます。

社会的にはまだまだ家事育児は妻側に偏っているのか実態なのかなと思います。当事者意識を持つこと。これが大事だと思います。育休に入るとき、「オレの子供なんだからオレが育てるんだ!」という意志を持って育児をしようと決めました。

学生のときから、将来は結婚して子供がほしい、とぼんやり願っていました。就職活動のときも子育て世代が働きやすいか、旧時代的な風土ではないか、を重視していました。男性の家事育児進出が遅れてると言われる中、旧時代的な企業がまだまだ残っていると言われる中、自分が育休を取ることでそんな社会へのささやかな反抗を示してやろうという反骨精神が一番の源だったのかもしれません。


以上が私が10ヵ月の育休を取った理由でした。

育休を終えての感想としては…この選択は本当に間違っていなかったと思います。
もちろん大変なことも多いですが、一生にその期間しかない赤ちゃん時代を濃密に過ごせるなんてほんと幸せなことです。

なかなか長期ではとれない…という男性も、最低でも最初の1ヶ月の新生児期は一緒に過ごしてほしいです。この時期は母子ともにとても大変…。このあたりは改めて整理して書いてみたいと思います。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集