誕生の香り
本日、十二月九日は私の好きなひとの誕生日です。
おめでとう。ようこそ暗黒へ。
好きなひとというのは二次元のキャラクターであります。
昨日の記事に書いた通りであります。
一応は二次創作小説を書いている身でございますゆえ、毎年、この日には誕生日小説を書くことにしています。
が、今年はちょっとそういう状況ではない。
(でも何か書けそうだなっていう感じになっていたけれど、結局、書けませんでした。良いのです。明日、書いても、明後日に書いても、良いのです)
そんなこんなで、ちょっと前から気になっていたFINCAさんの推し香水を作って、彼に捧げる、という異例のやり方で今年はお祝いすることにしました。
もちろんその香水を使うのは私です。
推しをイメージした香水を私がまとうということはつまり実質、私が彼で彼が私で何なら彼の彼(腐)も私であり同時に彼といる彼が私でもある。
何だそれ……最高じゃないか……。
という感情に嘘いつわりなど欠片もないのですが、まあ、私はもともと香水が好き。
どれぐらい好きかというと、一時期は香水ブログを運営していた程度には好き。
そのころは同じく香水ブロガーさんやサイト運営者さんと交流があり、全国に香水フレンドがいたりもしました。
あれだろ?みなさん私のこと「何か過去のことだらだら書いてる暇そうな腐女子」みたいに思ってますよね?
間違ってません。ばっちり正解です。
でもそういう典雅な面もあったりしますのよってことです。どうだ参ったか。
でも最近はずいぶん香水から離れていました。
それが今年になってからちょっと盛り返していたところへ「推し香水」と来たからにはやらねばならない。
あと、一度はオリジナル香水を作ってみたいとも漠然と思ってはいた。
またとない好機。
そんなこんなで参戦しました。FINCAさんのミステリーフレグランス……ネットでの注文です。
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さすがの私もネットで香水を作るのにためらいがなかったわけではありません。
FINCAさんに突撃した方々のレポート記事を読むと、店員さんと話しながら香りを探っていく行程がとても楽しそうだったので、なおさら、ネットで済ませるのはもったいないなとも悩みました。三十分ぐらい。普段はネットサービス万歳派の私でも迷うところ。
そもそもネットで作れるものなのか、とか、FINCAさんの店舗まで行けない距離ではないんだよなあ、とか、足踏みする理由はいくつかあったものの、試してみよう、と思い切った理由の一つに、「PILE UP式」だから、というのがありました。
詳細はFINCAさんのサイトを読んで頂くとして、簡単に言うと、既存の香水を組み合わせてオリジナル香水を作る方法。
要するに重ねづけ。
更に分かりやすく言うと推しのいる老若男女が己の萌えに完璧に当てはまるカップリングを見つける際の異様なまでの嗅覚が存分に活かせます(あくまで個人の感想であってFINCAさんは萌え専用店ではありません。誤解なきよう)。
重ねづけなら、何というか、百パーセントを求めずに済むから、そういうところは却って自分にとって大きな安心材料になるなと。
あとは、私自身がそんなに香水について無知ではないこと。
ネット注文するにしてもFINCAさんに提出するフォームが非常に丁寧に作られていること。
などなどの要素を検討した上でFINCAさんのネットサービス、ミステリーフレグランスの注文を決断しました。
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注文フォームに書き込んでえいやとオーダーしたのが十二月五日。
誕生日(本日、十二月九日)に間に合えば良いなあと思っていたら、翌日、六日の夕方に「発送しました」とのメールが来てびっくりしました。
恐らく決済方法も関係すると思います。私はクレジットカードで支払いました。
それにしても早い。
そして翌日の七日にはヤマトさんが届けてくれました。
もうここであの有名すぎるセリフを使いたくてしょうがないのですが、FINCAさんのご意向で、香水やイメージをSNSにアップするのは可だけれど二次元など版権が関わるものはNGとのことなので、我慢します。
(一応いっておくと私の推しはそのセリフの人じゃないです)(でも同じシリーズではあります。多分これがギリギリのライン)
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さっそく開封し、ムエットをかぎました。
ありがとうございます。
昇天しました。
しかしながら天国からも地獄からも果ては煉獄からさえも「おまえみたな面倒なのはまだ来るな」と追い返されたため、本日も現世で粛々と生きております。
あくまで「あのひとの誕生日プレゼント」なので、今日という日まで香水そのものは触れずにおきました。
ただムエット(香水をシュッシュしてくれる紙)は嗅ぎまくっていました。
そりゃもうね夜になって布団でごろごろしても落ち着かず裸足で香水を置いてあるところまで行ってムエットをくんかくんかし戻って寝ようとしてまた起き出してしばらくくんかくんかしを繰り返していたら同衾していた猫さんに叱られましたがそれくらいすごいんだよ猫さんたらもう困るわねえ猫さんも女の子なんだからわかるでしょほんとすごいんだよ(オタク特有の超絶早口)。
この時点で私の語彙力はゼロ。
もともとそんなに持ち合わせていないものを注文シートで使い果たしたからでもあります。
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これは本当に推測に過ぎないのですが、
「FINCA、興味あるなあ。おっネットでできるようになったのか…………めちゃくちゃ難しそう」
と、諦めていたり迷っている方も少なくないのでは?
実際、やってみた感想を率直に言うと、難しかったです。
自分で言うのも何ですが、毎日、文字とたわむれまくっている私にとってもかなり手強い相手でした。
もともと対面で店員さんとカウンセリング風に話しながらやることを文字にするんだから、難易度は上がるに決まっています。
それに加えて、文字数。
一つの質問につき半角二百文字、全角百文字。
プラス、一行の字数制限。
これは実際にフォームに書き込んでからエラーが出てはじめて知りました。ちょっと字数までは憶えていなくて申し訳ない。
その限られた範囲で、推しがどういう人物で(ここでも二次元のキャラクターの名前や画像の提示は不可)、どういうところが好きで、どういう香りにしたいか、これを表現するのは、そこそこ文章を書き慣れている人、文章を書くことが好きな人であっても大変じゃないはずがない。
でも。でもですよ。
そこは愛でカバーできます。
言い切ります。
愛でカバーできます。
また、数々のFINCA利用者さんのレポートを読んだ限り、店員さんは相当の手練れとお見受けします。
ちゃんと愛を大切に預かって推しにもお客さんにも届けてくれます。
利用した私が言うんだから間違いない。
「愛が深すぎて百字で表現するなんて無理」
その一言に私は一言で返します。
その深すぎる愛によってこそカバーできます。
*
この記事は全文が私個人の感覚と体験だけで書いていますが、以降はより顕著になります。
参考というより頭のすみっこに入れておくと良いかも、ぐらいの気持ちでお願いします。
(というか我がnote史上で最長の記事になりそう)
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注文フォームは質問形式になっています。
(※私は注文フォームへの入力はスマホで行いました。PC版とは違うところがあるかもしれません)
まず最初の項目をざっと書いてみたところ、あっさり字数制限、一行字数制限のエラーが出ました。が、それは一項目を書ききった後。
途中から「エラーなので書けない」事態にはなりません。
次の質問に書き込もうとした段階でエラー表示に出くわします(エラーなら)。
私はその度に戻って考え直してちょっと削ったり語彙を変えたりして調整しましたが、質問すべてエラーのまま最後まで書ききってからやり直す手もあったな、と今になって思います。
要は最終的に制限内におさまれば良いだけなので。
そのタイミングは自由と捉えてよさそう。
というのは、書いた通り、「考え直した」からです。
個別に「考え直し、書き直し」をすると、一貫性を保てなくなるというか、矛盾が出てきたりする可能性があります。
ですが、更によく考えると矛盾があるのは当然。
矛盾ではなく多様性として認識を改めればそこは乗り越えられます。
「ものすごくかっこいいけど可愛い」
めちゃくちゃ良くあることだと思います。
というか推しって可愛いじゃないですか……こちらの感情として……。
そこで、
「キャラクターをイメージした香水を作りたいのか」
「自分がイメージするキャラクターをイメージした香水を作りたいのか」
このあたりが思えば最初の壁でした。
原作があるなら確固とした原作準拠か、自分の想像力の中で動いている方に寄せるのか。
それによってどこをクローズアップしていくかが変わることに気づきました。
かつ、「かっこいいけど可愛い」、この情報の「かっこいい」は重要です。
「可愛い」を重視するにしても、「可愛い」だけじゃない、「かっこいいけど、でも、可愛い」、これはイメージを伝える上で非常に肝心なところです。
常より「推しの良さ?理屈じゃない」と悟りの境地にあるとしても、「理屈」にしないといけない。
やや断腸の思いではありますが、もしかしたら、この十年間、推しをここまで掘り下げて誰かに伝えようとしたことなんてなかったのでは?というくらい推しをあらゆる面から見直す夢のような時間でした。たまらん。今後の創作活動に全力で活かそう。
*
では、せっかくなので、字数のことは忘れて、私の注文フォームを以下に晒そうと思います。
(質問項目は簡略化してありますが、回答の改行などはそのままです。ご参考になれば)
質問1.使用の用途
自分用。かつ自分へのご褒美用。
自分用だがそのキャラクターへの
誕生日プレゼントという
コンセプトでもある。
質問2.香りのイメージをご自由に(性別、性格、イメージカラーなど)
性別は変更可能。中性的、美しい容姿。
丸眼鏡とピンクのカーディガンを着用。
イメージカラーは紫。瞳の色は赤。
自他に厳しいが依存体質。知的。偏食。
生体端末なので二度ほど死んでいる。
質問3.好きな香りがあったら
アンバー、ネロリ、ジャスミン、
イランイラン。今回のキャラクターは菫、
ラベンダーに形容されるのでそれも好き。
またウィステリアもイメージに合う。
古書の様なクラシカルで重い香りも好き。
質問4.苦手な香りがあったら
今回はグルマン系、マリン系、
また、食べ物に直結する香り、
スポーティーな香り、過度なサボン、
無機質やメカニカルを連想させる香り、
タバコの香りは避けてほしい。
質問5.香りのタイプは?
ユニセックスというか中性的な香り。
やや女性寄り。
奥行きのある香り。
変化が分かりやすい香り。
動いた時ふわっと香ると嬉しい。
質問6.どんなシチュで使いたいか
いつでもつけたい時につけたいから、
どんなシチュエーションでもなじむ
日常的な香りが好ましいが、
ある程度は印象的な香りで、
非日常を日常にもたらしたい。
質問7.好きな香水
ニナ・リッチのプルミエジュール。
ボディショップのホワイトムスク。
シャネルのチャンス。
アユーラのスピリットオブアユーラ。
質問8.既にFINCAの香りを持ってたらそれを
回答なし(持ってないから。ダブらないようにしてくれるらしい)
備考欄A.補足したい要望など
普段は無重力空間で活動している人物だが
地上で活動することもあるため
そういった多面的であったり
「重力」をイメージした香りでもあれば
なお嬉しい。
備考欄B.補足したい要望など
人間とは思えない外見をしているが
(美しすぎる、髪の色が紫など)
内面は意外と迷いが多かったり
打たれ弱いなど人間くさいところもある。
でも凛として振る舞う態度を表現希望。
書ききるのに二時間半ぐらいかかりました。
そして途中で気づいてしまったのが、
「あのキャラ、究極的には無香だよな」
……だが私はあきらめなかった!
イメージ!イメージです!
無香でも汗をかけば汗のにおいがするしこの香水をふりかければその香りになる!
しかも絶対に気に入ってくれる!おまけに似合う!
そもそも私そのひととしゃべったことない!
私はモブ!
あくまでモブとしての第一印象でいけ!
と、押し切って書いては直し、書いては直し、「二度ほど死んでいる」でちょっと冷静になりかけた自分をなだめ、冷静になることを厳に禁じました。
たとえ滑稽でも必要な情報ならば書くべき。ちょっと浮かれているぐらいがベストです。
なお、「タバコの香りは無しで」にしたのは、彼の彼(腐)がタバコを吸うので、そのひとの香水を作る時のために取っておいたのです。我ながらぬかりない。
苦労した甲斐あって自分では納得のいく注文フォームを作れたと思います。
まあ、完全に「私の」イメージのそのひと、っていうことにはなったけど、趣旨からはずれてはいない。
強いて言うなら「好きな香り」にガーデニアかマグノリアを入れたかったかな。
でも、するとけっこう重い香りになりすぎそうなので(まっさきにアンバーって答えてるから優先してくれそうだし)それだと「無重力」につながらない。タバコのひとの機会に是非。
で、このフォーム、注文が完了するまで、ずっと表示されます。
「これでもか」っていうくらい「こう書きましたよね?これで良いですね?これで作りますよ?」とばかりに表示され続けます。
(もっと言うと納品書にもきちんと書かれて届くので見られると恥ずかしくなっちゃう照れ屋さんはご注意を)
見直して修正するも良し、そのまま自分の直感を信じるも良し。
私は後者のまま注文完了まで駆け抜けました。
*
そして、届いた商品のムエットで召された私。
本日、めでたく開封の儀。
自分の身体に一つずつプッシュしていき、
私も二度ほどあの世を拝みました。
偶然だね!
*
正直に言うと、「あのキャラクターのイメージか」といったら、うーん……と即答しかねる。
何故なら記述の通り、本来、恐らく彼は「無香」だから。
けれども、私の脳というのか、こころの中のあのひとは、そうです、こう……こういう……何かこういう……
彼と彼(腐)です。
そうです。
そのひと単体というよりは、カップリング香水になってました。
FINCAさんすごいけど私も結構すごくないか。
*
香水って体臭や環境によって同じ香りでも変化が出るものなので(たとえば猫さんがいるかいないか、家は畳がフローリングかでも多少は変わる)ムエットの通りとはいかない。
自分の肌と相性を楽しむのが香水の醍醐味。
まさか期せずして彼と彼の肌の香りになろうとは……。
それをさておいても、この香り、とにかく好きです。
私の好みのど真ん中だ……フォームに書いたからとはいえ、ここまでとは……ど、どうしよう……好きです……。
*
とりあえず香りをかいて落ち着いたので説明を続けます。
私は今回、三本でオーダーしました。
違う香水を三つ、重ねることで、ムエットの香りになります。
これはあくまでお店のオススメというか、私の注文から読みとってその要望に限りなく近くなるよう、つける順番も紙に書かれています。
が、パイルアップ、重ねづけを楽しむなら、その限りではない。
二本でも一本でもイメージに近いものを選んでくれています。すごい。
ひとまず初回はムエットの香りになるよう、三本をつけました。
場所は胸もと。
香水は一般的に体温の高いところにつけると分かりやすいとされています。
だから脈拍がわかりやすい手首などが推奨されがちですが、ここは香水界隈でももろもろ意見の分かれるところ。
あとは、かかと。
香りは上に立ちのぼるので、ちょっとつけ過ぎても迷惑になりにくい場所でもあります。
胸もとにしたのは、布団に入ったらどうなるかを検証したかったから。
最近は体力温存のため、横になっていることが多いのです。
結果、三度目の臨終を迎えました。
さみしいから推しに早く来いとか言わない、ていうか誕生の概念がないから実は死の概念もないんだけど来ないでね。長生きしてね。
*
もはや推しどうのを置いても、私がとてつもなく安らげる香り。
具体的にはどう言えばいいのかな……とても良い香り。です。
ここで同封されていたFINCAさんによる香りの説明シートを引用させて頂きます。
ベースには、古書や羊皮紙を思わせる、クラシカルな重みを持った香り「モネ」を。穏やかに香り立つ印象は、彼の持つ知的さを露わにします。
ミドルには、シトラスウッディ調の凛とした香り「シルウィスパー」を。芯のある真っ直ぐな香りは、迷いを断ち切り、前を向く強さを放つことでしょう。
トップには、菫とアンバーのくぐもりを持った、肌に寄り添う仄かな甘さ「ミルム」を。微かな甘さは次第に大きくなり、霞立ち込める暗がりの中にいる様な、人間的な弱さと暖かさを彷彿とさせます。
FINCAさんの店員さんは詩をたしなんでおいでなのでしょうか。
この説明文だけでもくらくらします。
霞立ち込める暗がり……誕生日です。
まさに「誕生」です。
*
自分の好きなように解釈すると、いま自分が必要としているものがそろっている。
推し香水を作ったはずがカップリング香水になってるわ、自分香水になってるわ、大変なことになりました。
繰り返しますが、これ、一本ずつでもつけられるので、しゃきっとしたい時は「シルウィスパー」だけつけるとか、いろいろ遊べそう。
つける場所も、ベースは一応アンバーで変動なしとしても、たとえば右の手首と左の手首をそれぞれ別の重ねづけをして、動きで変化を楽しめそう。
と思っていたらしっかり別の説明文に「3D的な楽しみ方」として書かれていました。
徹底的にいろいろ試してみたいです。
*
誕生日にかこつけて作った香水がここまでとは……。
しかもネット注文でここまでなんて……。
期待以上です。
とにかくすごい。
今回はトワレだけど、いずれパルファンで揃えたいなあ。
もちろん彼の彼(腐)香水も作りたい。一段落してから作りたい。
それ以外にもネットショップを拝見したところ面白そうな香りがたくさんあるので、やはりこれは一度ちゃんと店舗にお邪魔してみたいです。
店員さんの何やら神がかかっていると評判のトークも気になってやっぱり夜しか眠れない(実現まで無期限)。
引っ越しの際、いま持っている香水のほとんどをどうにか処分するつもりでいるけれど、いくつかのお気に入りとこのFINCAの香水だけは死守します。
*
あっ、あとね、この香水ね、紅茶を飲んでいるときにすごく良い感じになってね!とか、どの香水も注文シートに書かなかったのに好きな香りが入っていて偶然にしては真剣にどうかしている!
と言いたいことが尽きないので、最後に三本の香水のノートをご紹介してから終えます。
モネ
トップ:レモン・ベルガモット・クラリセージ・パインニードル・マリンノート
ミドル:ローズ・ジャスミン・ウォーターリリー
ベース:ムスク・シダーウッド・パチュリー・サンダルウッド・モス
シルウィスパー
トップ:レモン・アップル・リーフィグリーン
ミドル:ローズ・ジャスミン
ベース:ムスク・アンバー・シダーウッド
ミルム
トップ:ナツメグ・ブラックペッパー
ミドル:ジャスミン・リリーオブザバレー
ベース: ムスク・アンバー・サンダル・パウダリー
繰り返しになりますが、誇張でなく、私の好きな香調ばかりで驚きました。
(パイルアップ式の性質上、モネを最初につけてシルウィスパー、ミルムと重ねていきますが、トップノートはミルムになるというのも文字にすると何だか楽しい)
*
まだまだ書き足りないけどここまで。
FINCAさん、ありがとうございました!
今年、買ってよかったものの頂点です。
推しも推しの彼も私も幸せです。
*
改めて、良い香りのあなたへ。
お誕生日、おめでとう。