助けて! 手伝って! 協力して! といえる子どもに育てたい。
高1の息子がお弁当のふりかけをもっていくのを忘れて、友達に助けてもらったそう。
どうやって? と聞くと、
「誰か~、僕を助けてくださ~い」と立ち上がって叫んだそうです😊
その時の様子をイメージして笑っちゃいました。
息子ならやりそう。
助けを求めるというのはなかなか高度な技です。
まず、ある程度自信が必要。
「自分なんて助けてもらう価値がない人間だ」と思っていると、助けてとは言えません。
次に、自己開示力。
息子は先日も部活の際に運動靴を忘れ、一斉ラインに「誰か~、靴かして。サイズは○○です」と流し、助けてもらっています。
忘れる=失敗=恥ずかしい、と思わないから、自己開示できるんですね。
そして、他者信頼。
だれか助けてくれるだろうと思っているんでしょう。他者を信頼しています。だから「助けて」って言える。
そして、立ち上がって叫んでも「誰も自分を嫌わないだろう」という、これまた他者信頼というか自信というか。
よくぞここまで育ってくれたなと感心しました。
人間はね、みんな不完全なんですよ。
だから、助けたり、助けてもらったり、協力しあったり、そうやって生きていくんです。それができれば一安心。
助けてと言えるためには、
「自分には能力がある」
「他者は仲間である」
この基本的な信念が必要なんですよね。
わたしはアドラー心理学をベースとした親子関係講座パセージのおかげで、息子の信念を育てることができました。
彼はどんな大人になるんでしょうね。
今から楽しみです。
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