エラリー・クイーンの悲劇⑦更新しました
小説サイト「NOVEL DAYS」にて、「ストーカーレポート」第2話エラリー・クイーンの悲劇⑦を更新しました。
よろしければ続きは、小説サイトでご覧ください。
私は自宅に戻り、コンポにセットして、カセットテープを聴いていた。シノザキのデスクの引き出しのなかにあったカセットテープを持ってきていたのだ。もちろん、プリントアウトした紙の束も。
*
翌日、私は職場を休んで、昼間、イッチのアパートにいった。
イッチの住所は本人から聞いて知っていた。当然、イッチはいなかった。
私は、ドアをあけた。簡素な部屋だった。高給取りとはいかないまでも、それ相当の給料は、もらっていると思うのだが、よけいな家具や装飾品は、いっさいなかった。
シングルベッド。デスク。書棚だけはかなり大きく、本がぎっしりとつまっていた。シノザキの部屋と同じように。女の写真がフォトスタンドに入って置いてあった。
私はのぞきこんだ。デイジーだった。
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