ジェレミーとカルフォルニア・ドリーミングとバスト(再)
その昔、「ジェレミー」(1973)という映画が好きだった。リアルタイムではなく、後年、たまたまテレビで放映しているのを観たのだ。高校生のころだった。
チェロを練習しているアートスクールに通うめがね男子が、女子と出会い、恋をする(初体験もする)。
でも、やがて、女子は、親の引っ越しで男子のもとを去っていく。
ただそれだけのよくあるボーイ・ミーツ・ガールストーリーだが、印象的で、みずみずしい映像が流れていく。
気に入って、本屋に行って、ハヤカワ文庫の原作本も買ったし、レコード屋でサントラレコードを見つけて買った(なかなか見つからずに苦労した。輸入盤中心のレコード屋で買ったのだ)。
アメリカのティーンエイジャーは、ピザとコーラのデートをするのだということを、この映画で、知った。
この映画は、私にとって、アメリカの青春だった。
主演は、ロビー・ベンソンとグリニス・オコナー。
調べると、現在、ロビー・ベンソンは声優として人気があり、グリニス・オコナーはテレビドラマに出演しているらしい。
チャーミングで、清楚で、かわいかったグリニス・オコナーだが、その後、「カルフォルニア・ドリーミング」(1978)という映画を観たたとき、大胆なベッドシーンがあって、びっくりしたものだ。
バストをもろに出していた。
ロビー・ベンソンは、いまでいう、非モテ系めがね男子の元祖だったような気がする。
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