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もっとも大切にしていること(インサイトマップの根底にある考え)
こんにちは!
「トコトン・ダイアログ」対話ファシリテーターの長岡まりです。
昨日まで、
12回に渡ってインサイトマップの全体像の流れを
説明してきました。
インサイトマップは大きく3つのステップで構成されていて
その3つの中が更に各4つのステップで構成されていると
お伝えしてきました。
各内容については、下記に簡単に書いていますし
今までの記事を読んでいただけると幸いです。
今日、お伝えしたいことは、
①インサイトマップの原点ともいえる
根底にある考え方
②インサイトマップでできること
の2つについて。
①の根底にある考え方について
インサイトマップでは、
クライアントの話を聴いて、
聴き手が、言葉を書き出し、マスを埋めていきます。
話をしていて途中で
「気がついたこと」「感じたこと」を
話をしてもらいますが、
聴き手がそこに意見をいうことは
基本ありません。
あくまでもクライアント主体。
クライアントが
自分で感じ、気づいたことを
言葉にして出してもらうことで、
気づきが深くなる手助けをするのみです。
アドバイスはしません。
これは、とても大切なことです。
つい、
「こうしたらいいですよ」
「こうも考えられますね」
と意見やアドバイスを言ってしまう方がいますが、
インサイトマップではそれはしません。
何故アドバイスをしないか?
それは、
クライアント自身が、自分の内面と対話し
生まれてきた気づきこそが、
「そっか!」と腹落ちして
行動に繋がると考えているからです。
他の人のアドバイスでは、人は動かない。
との考えが根底にあるのです。
そしてまた、
自分ひとりで頭の中だけで考えても
深くはならないし、
堂々めぐりになってしまいがちです。
だからこそ
「話す・書く」を通じて
文字化して見える化することが
整理には欠かせないとも考えているのです。
「話す」「書く=文字化する」
の両方を同時にでき
「整理できる」のがインサイトマップなのです。
そしてそこに聴き手である
インサイトマップの提供者がいて
対話を深めてくれる場があります。
だからこそ
自分の気づき以上の深い気づきが生まれ、
腹落ちし、行動に繋がっていく
そう考えているのです。
なので
途中でも気づきや感じたことを聴くのですが
⑫ステップが終わった後も時間を設けて
ゆっくり、
インサイトマップを受けて
気づいたこと感じたことを
丁寧に伺っていくのです。
ここでもクライアント主体。
アドバイスや意見を言うことは基本ありません。
ただ、クライアントから
「長岡さんは、どう思いますか?」
「長岡さんの考えを聞かせてください」
と求められた場合のみ
「私はこう感じました」
「これが正解という訳ではありませんが・・」
という前提でお話することはあります。
最初から最後まで
クライアント主体が
インサイトマップの基本なのです。
長くなりましたので
②インサイトマップでできること
については、次回!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
「トコトン・ダイアログ」対話ファシリテーターの長岡まりでした。
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<補足の振り返り>
インサイトマップの構成
1.内面の理解
2.自己の理解
3.自己の実現
そしてこの3つの中が更に各4つで構成されています。
1-①矛盾・葛藤・対立・分離
1ー②内面の物語と未来の想定
1ー③顕在領域と潜在領域
1ー④思考・感情・気・身体
2ー①認知バイヤスと思想の流れ
2ー②内的自己と他者
2ー③充分と解決
2ー④心理障壁と現実の壁
3ー①主体・役割・あり方の選択
3ー②変革の鍵
3-③実現プロセス
3-④習慣と行動
全⑫ステップになっています。