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リアル人生100年時代を生きる。娘がいて良かった!(その7)
こんにちは!
「トコトン・ダイアログ」対話ファシリテータの長岡まりです。
今日は、リアル人生100年時代を生きるその7
(前回6のところ、間違って5にしていました。汗)
「娘がいて良かった!」について
私の母もそうですが、
高齢の方からよく聴くのが
「娘がいて良かった!」
という言葉です。
これは、高齢になって
周りからの手助けが必要になった時
「役に立つ」のは
息子ではなく、娘だと言う意味です。
嫁より娘。
とも言われます。
息子はいても、40代、50代は仕事が忙しく
親の世話や介護をしている暇は無く
結果、嫁がやることになる。
(介護を妻に任せきりにしたことが、熟年離婚の理由にも・・)
親からみれば、
嫁だと何かと遠慮があるから、
できれば気の置けない娘に面倒をみてもらいたい。
娘なら、遠慮無くあれこれ、頼みやすい。
この言葉を聴くと
イヤだな・・・と感じてしまう私がいるのです。
高齢の親の面倒をみるのは、
育ててもらった恩返しの意味があるとしたら
それは、育ててもらった子どもが担うべき。
息子、娘という
男女の区別はないものだと思うのです。
最近、嫁が介護を担うと言う意識が少しは
少なくなってきているようですが
それでも女性=嫁、娘がサポートする
ことがまだまだ、一般的になっているように感じます。
そして、更に
「娘も嫁に行くと相手家族の事情もあり、
実家の面倒をみるのは、難しい」
「結婚しない独身の娘や、離婚した娘が
一番役に立つ」
→我が家は、まさにこの例です。
独身の娘と離婚した娘。最強です!笑
と言う声も聞かれるのです。
結婚しないことは、個人の選択であり、自由です。
ただ、その選択が
親にとっては
好都合と受け取られていたとしたら・・
私の姉の例でお話すると
姉が35歳くらいまでは、母は
「結婚しなさい」
「離婚してもいいから1回は結婚しなさい」
と言っていました。
ところが姉が40歳くらいになると
「あなたは、ちゃんとした仕事もあるんだから、
今更結婚して
面倒な夫や相手家族を抱える必要はない。
このまま独身でいた方がいい」
(その方が自分にとっては都合がいい)
と言うようになり、
今、そのとおりになっています。
婚活の会社にいて
婚活の相談を受けてきた私は
これを
「親の手のひら返し」と
読んでいました。
そして婚活中の方に
「親の意向に振り回されないで!
親はある意味、身勝手だから」
と伝えていました。
そうでないと親の都合に振り回されて
自分のことがおざなりになってしまう方が
多かったからです。
知っておいて欲しいことがあります。
それは、独身だと親の介護を担わされる確率が
格段にあがるということ。
「あなたは、身軽でしょ。」
と当然のごとく、介護の担い手になってしまい、
自分自身の人生設計が狂ってしまうかもしれない
ということ。
そして、もっとシビアなことを言えば
あなたは、母や父をサポートできたとしても
あなた自身の老後をサポートしてくれる人はいない。
ということ。
厳しいようですが、
このことを知っておいてほしいと思います。
婚活の現場で、結婚したいけれど
高齢の親の面倒をみなければいけない・・。
という40代の方をたくさん見てきました。
そのことにより、自分の婚活がうまくいかない
そんなケースも多かったのです。
親の面倒をみなくていい。
と言っている訳ではありません。
独身だと身近な肉親は、親だけになります。
だからこそ、なんとかしてあげたい。
できることをやってあげたい
という気持ちになるのは、よくわかります。
私の姉も独身ですので、
姉の母へのサポートを見ていると
「そこまでやらなくてもいいんじゃない?」
「やりすぎ」
と正直私は思ってしまうのです。
私にとって母は大事な肉親ですが
一番ではないのです。
私にとって一番身近な肉親は
息子であり、娘(亡くなったとしても)なのです。
同じ娘でありながら、
母への思いの微妙な差を感じることも
多いのです。
そして、母が亡くなった後
姉の思いが
「唯一の肉親の私」へ
重たくのしかってくるのではないか・・・?
そんな恐れも感じているのが正直なところなのです。
唯一の肉親である親が亡くなったとしても
あなたの人生は続いていきます。
そして自分が親にしてあげたように
あなたの介護をしてくれる人はいない
という事実を知っておいて欲しいと思うのです。
その事実を知った上で、
老後をどう生きるか?
考える必要が益々増してきていると思っています。
それは、独身でなく、
こどもがいても同じです。
自分が親にしたようにを
こどもに求めるのはもう難しいのです。
肉親という枠を離れて、
社会全体で、
人生100年時代をどう生きるか?
を真剣にそして具体的に考える必要が
あると思っているのです。
次回は、その実践例を。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
「トコトン・ダイアログ」対話ファシリテータの長岡まりでした。
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