動物性タンパク質と植物性タンパク質
タンパク質、身体を構成する栄養素の一つ。
摂取するのに2種類、動物性のものと植物性のものがあります。
<動物性タンパク質>
・肉、魚、卵、乳製品など
・必須アミノ酸を豊富に含み、含有量も多い
・筋肉を作るアミノ酸・ロイシンの含有量が多い
<植物性タンパク質>
・豆、豆腐などの大豆製品に多い
・大豆たんぱく質からはポリフェノール(イソフラボン、抗酸化作用)、食物繊維を一緒に摂取できる
・脂肪燃焼の効果が、動物性よりも高い
・脂質の含有量が少ない
<アミノ酸スコア>
動物性と植物性の違い、必須アミノ酸のバランスであると言われています。
身体の中で生成できない必須アミノ酸は9種類あり、これらは食べ物から摂取する必要があります。
この9種類がバランスよく含まれているかどうか知る方法の一つが、「アミノ酸スコア」という栄養価を示すものがあります。
100を最大とすると、アミノ酸スコアの高いものは、
牛肉や魚、卵など動物性のタンパク質の食物のスコアはほぼ100となっています。
対して、植物性のタンパク質のスコアは、大豆(86)、さつまいも(83)、枝豆(92)と他にもありますが、動物性と比較すると劣ります。
しかし、植物性のメリットは食物繊維がとれ、脂質が少ないこと。吸収がゆっくりとなるので、血中のアミノ酸の濃度が長く一定に保つことができます。
<動物性と植物性のダブル摂取>
やはり、どちらがいい、ということではなく、どちらも摂った方が良いみたいです。
・筋肉の合成を促し、分解を抑制する
・血中のアミノ酸の濃度(BCAAの濃度)が長く一定に保つことができる
(写真の麻婆豆腐は、ひき肉と豆腐とで、動物性・植物性のダブル摂取👍)
伊藤申泰
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