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壱宍 (若槻きいろ)
2021年9月23日 21:14
気づかないもの、知らないモノばかりで嫌になるね。だけども、それを発見と言えたなら。楽しいと思えたなら、幸せなことだね。陽が落ちて星が打ちあがる。路上に散らばった誰かの花束が死骸のように踏まれていく。たった、それだけの価値だと言うように。木漏れ日ひしめく影が幼い僕らを写す。記憶ばかりが陽の傾く公園で跳ね返ってる。崩れ落ちたパズルのピースを拾い上げ損ねた。届かないんだと、しょ