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視覚以外の感覚が研ぎ澄まされる「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」体験
視覚以外の感覚が研ぎ澄まされる体験
12月某日。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という、真っ暗闇の世界を体験するイベントに参加しました。視覚を遮断された空間で、聴覚や触覚といった他の感覚が研ぎ澄まされ、普段とは全く異なる世界が広がっていました。
【ダイアロク・イン・ザ・ダークとは】
暗闇での体験を通して、人と人とのかかわりや対話の大切さ、
五感の豊かさを感じる「ソーシャルエンターテイメント」です。
1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれたダイアログ・イン・ザ・ダークは、これまで世界47カ国以上で開催され、900万人を超える人々が体験。
日本では、1999年11月の初開催以降、これまで24万人以上が体験しています。
詳細 https://did.dialogue.or.jp/about/
体験を通して、改めて聴覚と触覚が私にとって一番強い感覚であると実感しました。つい最近、オンラインセミナーで一番強い感覚を診断する五感テストを受けたばかりで、自分はあまり視覚は強くないと思っていたのだけど、視覚を遮られる体験をすることでよりそれがはっきりしました。そういう発見もあり、気になる人はやってみたら面白いと思います。
とはいえ、普段は視覚に頼りきっています。日常では気づかなかった、音の響きや物の質感、そして何より、人との触れ合い、温もりが、これほどまでに心の奥底に響くものだと知りました。
暗闇の中で大事なことは「信頼」
ネタバレになるので詳しく書けませんが、この体験は6〜8名のグループで体験します。そこで暗闇の中で最も大切だと感じたのは、相手への信頼。
視覚情報がない中で、他の人とコミュニケーションをとるためには、まず自分から話す、喋りかける。それから相手の言葉に耳を傾け、触れ合いを通じて信頼関係を築くことが不可欠です。
「相手を思いやる」「安心してもらう」というシンプルな行動が、信頼関係を築く第一歩なのだと気づかされました。安心してもらうために、何をやらなければいけないのか、それをぜひ体験してみてください。
今まで私は無意識に見た目で人を判断したり、相手のことを深く考えずに言葉を発してしまうことがたくさんありました。スマホ画面をみて相手の顔をろくにみずに家族と話したり・・・。この体験を通して、そういう自分がめちゃくちゃ客観的に見えてきました。相手の気持ちに寄り添い、言葉を選んで話すこと、できてたのかなって・・・これは大きな気づきでした。
暗闇の中で話を聞く
グループの方の話を聞く、という時間がありました。お互いのほっこり体験をシェアしたんですね。人の話を聞く時ってもちろん声を通して聞くわけですけど、暗闇で聞くとストーリーが心にじんわりと染み渡り、言葉の持つ力、そして人の心の温かさを感じました。これは本当にすごかった。
一緒のグループの人たちはみんな心の底から楽しそうで、それぞれの素敵さが一層浮き彫りになって、個性が光ってました。純粋な人間らしさに触れることができるのかもしれません。
自分の存在、気持ちを声で伝えていこう
暗闇の中で声で気持ちを伝える、存在を伝えて、みんなで行動する。今回の経験は、私にとって人生観を少し変えてくれる貴重な時間でした。
暗闇から出た現実の世界でもできることはたくさんあると思いました。自分の状況や気持ちを相手に伝える、これを一層増やしていきたいです。それから、視覚に頼りすぎず、五感をフルに使って世界とつながっていきたいと思っています。
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