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159 広がるゴーストレストラン化

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
ローソンが食品宅配事業(調理専門)を行うとのこと。
関東ではあまり馴染みが無いかもしれませんが、業態がセイコーマートに寄ってきましたね。

ローソンと言えば「まちかど厨房」というPBで、店内で調理したお弁当などを販売している店舗が少しずつ増えていますよね。コロナ化以降売上が伸長しているらしく、厨房未設置店舗への厨房新設を昨年から随時進めていたようです。

これを上手く利用したように映りますが、近年急激に伸びている食品宅配市場への参入にあたり、新たな業態として日本でも浸透し始めているゴーストレストランの仕組みをローソン各店舗にて試してみようというのが今回の取り組みかと思います。

食品宅配市場規模 矢野経済研究所プレスリリースより抜粋
東京新聞 ゴーストレストランって?「1つのキッチンで25店分」コロナ禍で急増中 より抜粋 

確かにコンビニのネットワークを利用すれば全国規模で宅配可能ですね。
出店エリアが限定的で、宅配事業を思うようにスケールできなかった外食チェーンは利用するのではないでしょうか。

ローソンの厨房設備がどんなものなのか分からないので、メニューについては今後に期待ですが、厨房設備を他社に先んじて整備したことは今後強みになりそうですね。


フリーの美容師がサロンを間借りしたり、OEM企業がプロダクトの製造のみ行うように、スペースの提供やサービスの一部を請け負う業態は他を見渡せば結構ありますね。飲食においてもその流れがきているようです。

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