今はそれを見よ
「なんでこんなことが起こるのか」「なんでこんな気持ちにならなきゃいけないのか」ということについて理由を知りたくなるのは、人の悲しい性だと思いますが、それに対する明快な答えはこれだと思います。
「今はそれを見よ」
どんな理由があるにせよ、それが目の前に現れて、なにかせざるを得なくなってしまうことには「縁」としか言いようもないことがあるものだということを、過去に聖人と呼ばれる人たちが言い尽くしています。
理由を求めるのは無駄なことであり、起こることが必然であって、そのことは避けようもない事実であり、また自分が優れていたから成果を上げられたわけでもなければ、ポンコツだからそんな風になってしまったわけでもなく、ただそれを見るべき機会に出遇った、だからそこに居てそれを為すことになった、それだけのこと。
良い悪い、望む望まないに関わらず、それはやってくるし、そこに自分は辿り着く。そのことが悲しくて嘆くのも違うし、ドヤって図に乗るのも違う。ただ、今はそれを見よ、というだけ。
というわけで、諦めて、今はただそれを見ましょう。
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![よこたいたる(お葬式研究家/呼吸の習いごと主宰)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9273304/profile_4a7983a0438d0b342dc5fe5a87aec1bd.png?width=600&crop=1:1,smart)