【サウナ】寒い冬こそ外気浴という話
今日は丹波市の薬草薬樹公園にサウナへ。
体調を整えるうえで、僕にとってサウナまたはヨガまたは瞑想は本当に必須であると言えます。八正道(仏教用語)で言えば、まさに正定。自分を整える気持ちがなければ、すぐに人の気持ちというのは揺らいでしまう、人間の精神などあまりにも脆いものなのであります。なむ。
さて。
サウナの入り方をかなり熱心に説いてしまうタイプでございます。図らずも信者が増えてきており、孫信者まで出てきているという始末であります。
なにせ、同じような心地よさについて語り合える仲間がいるということは非常に幸せなことでありまして、心穏やかに暮らしたい仲間が僧伽(サンガ)を形成するかの如しです。
サウナのあとは水風呂、そして水風呂とサウナを繰り返したら、二度目か三度目あたりには水風呂のあとには「外気浴で休憩」をしっかりと挟んで頂くよう強くおすすめしておきたいのです。それが、ととのいポイントだから。
外気浴はすこし穏やかな気候だと、気候に沿ってとても穏やかな気持ちにてととのうのを待つことができます。春先や秋口などとても心地よいですし、ただやはり少し気温の高い夏のまっ昼間から水風呂を浴びてさっぱりというのも素晴らしいものであります。
ですが。冬です。
冬はちと外気浴が寒く、ウゥッっと怯んでしまいがちです。こんな寒いと外気浴を避けてしまいたくなるような、そんな人たちもいらっしゃるかもしれませんが、寒い冬こそ外気浴という考え方もありなのです。
寒さは冬からの贈りものというのは本当のことなのです。
寒いときに外気浴をしていると、まずは「ウゥッ」と寒さにすこし怯えさせられますが、「まてまて、この程度の寒気に怯むと思うな」と突っぱねると寒さは穏やかに身をひそめます。そしてすこしずつ、その冷たさに慣れてきて、体温がぐーんと下がっていくのを感じていきます。
呼吸はさらにゆっくりとなり、吸う息も吐く息も、ながくながく、ゆーっくりと往復することができるようになります。
大腰筋という筋肉が、内臓を守るために震えるということを聞いたことがあります。肋骨のあたりでしょうか、小刻みに震え始めます。寒いわけではないし、寒さは克服できるのに、震えが寒さを想起させるという感覚になり、身体が気持ちに大きな影響を与えていることに気づきます。
ふと気づくと、かなり脳みそが明晰な感じのすっきりとした思考になってくることに気づきます。
「はっ・・・!?生・・・き・・・よう。」
そんな気持ちで生きる気持ちを取り戻す、冬ならではの寒気にととのう感覚をお試しください。ただし心臓の弱い方などはお控えください。たぶん。
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![よこたいたる(お葬式研究家/呼吸の習いごと主宰)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9273304/profile_4a7983a0438d0b342dc5fe5a87aec1bd.png?width=600&crop=1:1,smart)