家でみんなでカレーを食う
おや???
なんかたくさん人数がいるぞ。
18人前つくったカレーが昨日から一晩寝かされて、今日はさらに美味しくなっているやつに、近くのサンシティなかがわで買ってきたメンチカツを添えて、メンチカツカレーが振る舞われた。
なぜか息子たちがめずらしくゲームをしていないので、どうしたのかと尋ねてみると、試合前の3日間はゲームをしないことという少年野球の監督からの指示らしくて、素直にその言いつけを守っているらしい。
最近めっきり野球から学んでいることが多くあるようで、GWに地区代表で県大会に出場するというのも誇らしい気持ちを持てているようで、こういう成功体験でびっくりするくらい自覚が生まれるもんだな〜と、改めて「男子三日会わざれば刮目して見よ」という言葉の意味深さを感じるのであった。
いやー、なんせカレーをみんなで「美味しい?」「美味しいね」と食べられることの嬉しさを感じられるのは、その暖かい時間は決して普通に生まれるものなのではないと知っているからである。
いろんな偶然の出会いやらお引き合わせをもらって、その中にある不思議な出会いがこうしてカレーを食う時間になっているってことのありがたさを知っているからだということを身をもって体験しているからである。
今日から中国人のユーくんは中国に帰ったらしい。ユーくんは中国の四川地方の出身らしく、僕が大好きな四川料理の食材をいっぱい買い付けてきてもらえそうである。僕が言う前に、断熱王子がすでにオーダー済みであった。
引っ越してすぐの遥ちゃんはすでにテキパキとみんなに指示を出して、部屋が順調に綺麗になっていってて、今日のカレーに添えるサラダもありがたい味わい深さですでに寮母らしさが発揮されつつある。
断熱王子は今日また新しい出会いがあって、井戸掘りも断熱工事もこれからさらに加速しそうな勢いを感じる大工さんとの出会いにワクワクしており、ゴールデンウィーク中に井戸は掘っちゃいたいという気持ちがあるようだ。
カレーが出来上がる時間(といっても夜7時くらい)にはすでに寝てしまっていた21歳前田くんは、ゴールデンウィーク中に富山県に帰ることはないらしく、柴犬が我が家に来るのはもう少し先になるようである。
それぞれの人が我が家を楽しんでくれることでやっぱり家も喜ぶし、なにより僕はとても嬉しいなあと思う。そして一緒にカレーや鍋を「美味しいね」と言いながら食べることが、いかに尊いことなのかを強く感じている。
みんなでご飯を食べると美味しいというのは、きっとずっと変わらないことなのだと思う。