仲間と共にゆく旅
インド5日目。昨日の夜から合流できた二人とともにポンディシェリの朝市を散策してから、今日はインド公認のエコヴィレッジであるオーロヴィルへ行くことになった。
朝からみんなでただ朝市を周るだけのことだが、これいいね!美味しいね!これはなんなんだろう、わかんないね!(笑)っていうだけの他愛もない会話だけで新鮮な気持ち。
ずっとインドをひとりで旅をしてきたので、自分でなんとかしなきゃいけない感じがなく、しかも二人ともインド在住で安心をして一緒に行動できる素晴らしい仲間である。なんと心強いことかと感動した。
朝市は賑々しい感じで、月曜日というのにお客さんはけっこうきていて、朝からフルーツを頼んで食べている人が多かった。日本でも見るような食材はけっこうあったが、まあ日本ほど豊富な種類は取り揃えてないので、さすが日本はいろんな食べ物があるよなーと思いを馳せた。
ちょっと写真のフォーカスをしくじってお母さんがなにかものすごく不審なものを見る目でなにかを見ている写真になってしまったが、赤バナナをはじめて食する機会に恵まれたのであった。甘くて美味しかった。
赤いバナナは滋養強壮の力が強いらしく、あんたその赤バナナ食って、余計なことにエネルギー使うんじゃないよって言われているかのようである。
こちらは黄色いバナナだが、手の大きさでわかるかもしれないが、小さい。こちらは酸味があって甘みがあって、日本でもよくある甘さだけが際立つやつとは違って、さっぱりしていてすごく美味しい。
さて一緒にまわってくれた二人と共に、オーロヴィルへのバスを待っているところ。二人とも英語も得意なので、「じゃあ場所聞くわ」「わたし確認しますね」なんて言ってくれて、もうものすごく頼りになるのであった。
あ、右側のインド人は関係ない。
インド公認のエコヴィレッジであるオーロヴィルにおいても、三人で回れることの幸せったらない。やっぱり誰かと一緒にごはんを食べる、景色を見る、お茶を飲む、というのがとてもいいなと思った。
人は人と一緒にいることが好きだな。ぼくはひとり旅も出来なくないけど、誰かと一緒に旅をする方がもっと好きだなと思った。いや、ずいぶん前からそんなことは知っている。
いつか教えてもらったことがある。
旅という字は、「方(ゆくさき)」に「人」が3人つまりいっぱいいることを旅だというんだと。たしかに、人人人で感じができていると感動した。
やはりインドに限らず、誰かと一緒になにかをして、おもろいもしんどいも一緒に感じられる方がいいなと思う。
そういうつながりをつくるとしたら、みんなが安心して集い続けられる場所がやっぱり大事だなと思うが、今回のオーロヴィルでは自分たちで自治権まで獲得したというから驚きである。
今日と明日はオーロヴィルに宿泊し、この南インドの決してアクセスが良いわけでもない場所に、なぜこうした取り組みが実現できたのかということのヒントを得られるといいなと思っている。
急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。