不毛地帯1/4
山崎豊子さんの名作。
NHKの大地の子を見て、原作を読み、戦争三部作すべてを学生時代に読んだ。
新卒就活の面接で好きな作家を問われて、山崎豊子さんと答えた記憶あり。(何年前だ??)
以降10年ごとくらいに読み返している。前回三部作+白い巨塔を読んだのは多分フィリピン駐在時。
最近は5冊組なんですね。
自分が持っている文庫版は4分冊。
1冊目の前半はソビエト抑留。
様々な読み方があると思うけど、今回興味深かったのは長期抑留に伴う心理的変化が、かなり国によって異なる部分。
夜と霧をもう一度読んでみようかと思った。
商社に入った後は、日本の戦後復興。
「戦争に負けて貧乏なった日本は、国力を取り戻すためには、われわれ商社マンが必死に外貨を稼がんとあかんのです」
のちに壱岐の腹心の一人となる石原の言葉。
円安が進む今、重く感じますね。
ここからロッキードベースの話に。
読み終わったら、真山仁さんのロッキード買って読んでみよっと。
不毛地帯(一~五) 合本版
Amazon Services International, Inc.による
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