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秋の味覚を使ってチキン料理

秋のグルメといえば、必ず頭に浮かぶキノコ
イタリアもこの時期、キノコ採りをする人がいます。

トスカーナの山村に住む友人達もその一人で、先日大収穫だったというポルチーニ茸をお裾分けしていただきました。

大猟(?)のポルチーニ茸!

雨が降った翌日の良いお天気の日に山に行くことが狙い目なんだそうですが、毒キノコを見分けることができない素人の私にはキノコ狩りはまず無理ですwww
トスカーナの山で生まれ育った彼女達は近辺の山を熟知していて、ポルチーニ茸のありかを予測して向かうそうです。それでもこれだけ多く収穫できるのは珍しいということでした。

頂いたポルチーニ茸は一部そのまま焼いて、残りはスライスして冷凍しましたが、冷凍ポルチーニ茸を利用して作った夕飯がこちらです↓

冷蔵庫のありあわせで作ったチキン猟師風煮込み

イタリア料理に『ア・カッチャトーレ』という名称がついた肉料理がありますが、これはそれをちょっと手抜きアレンジしたものです。
『カッチャトーレ』は『猟師』という意味。つまりア・カッチャトーレ(ラ)は『猟師風』ということなんですね。

もともとはジビエを煮込んだ料理が発祥ともいわれていて、オリーブやキノコ、野菜類等山の幸とお肉の煮込みのような一品です。

味がしっかりつくので野兎やチキンなど薄味の白肉にもピッタリのお料理です。即興で作った家庭料理ですが、結構おいしかったのでざっくりとしたレシピをご紹介します

材料: 鶏肉(骨付き、骨なしどの部位でもOK)、プチトマト、オリーブ、ポルチーニ茸(えのきや椎茸、マッシュルームでもOK)、ネギ、ニンニク、白ワイン、オリーブオイル、小麦粉、塩、コショウ

  1. 鶏肉を食べやすい大きさに切って塩コショウして小麦粉をまぶす

  2. ネギは白い部分と青い部分に分けてどちらも細かくカット。プチトマトは半分、キノコ類は縦に食べやすくカットしておく

  3. フライパンにオリーブオイルをたっぷり布きニンニクを炒め、程よい香りが出たら鶏肉を炒め、両面に色がつく程度で一旦取り除く

  4. フライパンに残ったオリーブオイルでネギの白い部分、ポルチーニ茸、プチトマト、オリーブを入れてサッと炒め、3の鶏肉を加える

  5. 4に白ワインを入れて蓋をして弱火で全体に火が通るまで煮る

  6. 塩、コショウで味を調えてお皿にもりつけ、ネギの青い部分とオリーブオイルをかける

家庭料理なので分量は適当! 家族の人数や好み合わせててそれぞれに最適な分量を見つけてください

超手抜き料理ですが、キノコの香りにお肉の出しが効いてなんとなく秋らしいイタリア料理になります。

煮込み料理なので基本野菜ならなんでもOK! 冷蔵庫の残り物を入れるとさらなる可能性が広がりますよ~

#今日のおうちごはん

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