オリーブの木でバーベキュー
日本同様、四季のあるイタリアではシーズンごとに異なる楽しみがあります。
夏はもっぱら水辺と夜遊び。
昼間は海水浴、湖水浴で、夜になると町へ出て散歩したりホームパーティーで一緒にごはんを食べたり。
秋になると多くなるのが火遊びです。
暖炉に薪をくべていろいろ楽しみます。
炎を眺めているだけでも癒されるし、火を囲んでのお喋りは攻撃的になることも少なく思いやりにあふれた方向へ向かう気がします。
でも、火遊びのお楽しみのNo.1はやっぱりバーベキュー!
夏の日中は暑くて暑くて、外で食事をするなんてムリ。
ましてや炭火なんて近くにいるだけで拷問ですから(汗。
暖炉で薪を燃やして炭にしてからバーベキューコンロに移します。
網を置き、あとは焼きたいものを並べるだけ。
今回のバーベキューで使った薪は、春先に剪定したオリーブの木です。
夏の間にカラカラに乾いて乾燥してるのですぐに火が着きます。
ガスも電気も使ってませんから、なんというか、これがホントの持続可能な循環型エネルギー。
ちなみにバーベキューが終わった後、灰は畑に撒いて土の栄養分として還元します。
ムダが何ひとつないの、すごくないですか?
SDGsってこういうことを言うんじゃないかしらん。