今年の一時帰国は……
9月に入って涼しくなり、集中して一時帰国のアレコレを考えられるようになりました。
暑いと思考が止まっちゃったり、違う方向に暴走しちゃったりして、何だかうまくまとまらなかったのです(汗。
どの航空会社にするか、時期、帰国中にやることなど何となく考えてはいたのですが、やっと諸々の決心と調整がつきました。
11月は奥出雲でのんびり
私の人生、わりと急展開が多いのですけど、今回の一時帰国ではなんと島根県奥出雲町で1ヵ月を過ごすことになりました!
「奥出雲」をご存じですか?
私は、地名としては知っていましたけれど、実際どの辺りに位置しているのかまでは知りませんでした。
出雲大社、宍道湖、松江には、友だちとの旅行や出張で行ったことがあります。
これらは島根県の日本海に近いほうのエリアなんですね。
奥出雲はその名のとおり出雲大社の奥、山のほうにあって、ほぼ、鳥取と広島との県境に位置しています。
東京からだとムチャクチャ遠い(汗。
羽田空港から出雲空港がいちばん時短ルートになります。
空港からクルマで約40分、公共交通機関だと2時間半~3時間ぐらいです。
あら?この空港からの距離感、ローマ・フィウミチーノ空港からブラッチャーノと同じだわ!
東京生まれ東京育ちの私がブラッチャーノに来て、その田舎ぐあいに驚きましたけど、奥出雲ってたぶんもっとすごいところなんだと思います。
なんせ、1度も行ったことがない場所なので、グーグルマップの航空写真を眺めて想像してるだけですけど。
国産ワイン
奥出雲って、たぶんイタリアで言うと、トレンティーノ=アルト・アディジェ州とかフリウリ=ヴェネツィア=ジューリア州みたいな感じなんだと思います。
山間部の寒暖差と日照条件で良質なワイン用のブドウを栽培できるエリア。
奥出雲には、奥出雲ワイナリーと島根ワイナリーのブドウ畑があります。
島根でワインが造られていることすら知りませんでした。
国産チーズ
ブドウに好条件ということは、ステキな草が生えるのでしょう。
奥出雲では牧場があり、なんとチーズも作られているらしい。
木次乳業というのだそうで、ググってみたら山岳牛のブラウンスイス種のミルクで作っているのだそうです。
うーん、やっぱりトレンティーノ=アルト・アディジェ州っぽいわぁ。
モッツァレッラやプロヴォローネも作っているらしく、これはぜひ奥出雲ワインと一緒に味わってみたいところです。
奥出雲和牛
日本では全国各地に銘柄牛がいますけど、奥出雲にもいました!
黒毛和種の牛で、脂身のさしと赤身のバランスが良い、濃厚な味わいの牛肉なんだそうです。
食べたことはもちろん、聞いたこともないので驚きつつ、肉好きとしてはむちゃくちゃ楽しみ。
これもやっぱり奥出雲の地ワインと合わせたいなぁ。
ミネラルウォーター
奥出雲には有名な湧水があって、島根県名水百選にも選ばれているのだそうです。
寿命100年を超えるであろう古だぬきがその水を飲んでいたことから、人間もそれを飲むようになったとか。
その名も「延命水」、命が延びる水なんですね。
軟水でやわらかく甘く、夏は冷たく冬は温かい、とても美味しいお水らしい。
で、このお水は奥出雲で生産されるさまざまなものの基本なんですね。
キノコ、お米、日本酒、お豆腐など、奥出雲に美味しいものがたくさんあるのは、きっとこのミネラルウォーターのおかげなんだと思います。
日本三大美肌の湯
奥出雲には温泉も湧いているのですが、なんと日本三大美肌の湯の一つなんだそうですっ!!!
「斐乃上温泉」と書いて「ひのかみおんせん」……読み方、ムズい(汗。
ヤマタノオロチ伝説って知ってますか?
老夫婦の美しい娘をさらう8つの頭を持つ大蛇のお話。
その舞台となった船通山の山麓に湧く温泉で、昔から美肌効果で知られているらしい。
湯上りの肌はしっとり系というよりツルツル系になるそうです。
美しい娘もきっとその温泉に入っていたのでしょうね!
新そばのシーズン
奥出雲で忘れちゃいけない美味しいもの。
それはやっぱり日本蕎麦!
出雲と言えばお蕎麦ですよねぇ。
私も出雲大社に行ったとき、割り子蕎麦をいただきました。
11月はちょうど新そばの出回るシーズン。
奥出雲のお蕎麦は十割だそうで、ふだん私が東京で食べているのとはだいぶ違うはず。
十割ってことは、小麦粉のつなぎゼロってことですよね?
お蕎麦100%!香りも良くて美味しそう!!
12月は東京でローマ食堂
奥出雲から戻って東京ではローマ食堂をやる予定です。
詳細は占い師のみずまちさんと調整中。
日程、内容もまだ決まっていません。
でも、やる方向ですのでよろしくお願いいたします。
奥出雲について行く前から熱く語り過ぎてしまいました(汗。
こんなところで1ヵ月も過ごせるなんて、ステキすぎるんですけど!
東京に戻って来られるかな?(笑
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