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41☆年増女はイタリアへ行け

ぼんじょーるの!
今日も朝から晴れてます。
ミラクルモーニングのいつものエクササイズをしていたら途中で暑くなりタンクトップ1枚になりました。
夏はもっと早起きしなきゃ、暑くてミラクルモーニングもできないだろうなぁ(汗。

さて、今日はなんのこっちゃというタイトルですが、まえにお友だちから教えてもらった、確かどこかのブログ記事のタイトル。
どんな内容だったかすっかり忘れたけど、このタイトルが強烈で忘れられず。

というわけでタイトルからイメージして何か書きたいと思います。

女は女として見られてしまう

男の子だからブルーを着て、とか、リボンをつけるのは女の子だけ、とか、そういうことではなくて。
中性的な男性、女性も多くいるし、同性カップルも日本に比べるとものすごくオープンです。

と、同時になんというか、望むと望まざるとにかかわらず男は女を女として見るし、女は男を男として見てしまう……と書くと分かりづらいか。

たとえば、道端のベンチにちょっとステキな女性が座っているとき。
車道を行くクルマの運転席の男性は首を真横にしてまで、その女性を目で追います。
人によっては運転席から「チャオ、ベッラ(よぉ、美人さん)!」的な声をかけたります。

年齢に関係なく女性がちょっとおしゃれして出かけると(イタリア女は決めるときはバッチリ決めるので分かりやすい)、必ず誰か(男性)が目で追うか、「ケ・ベッラ(すてきだね)!」とほめてくれます。
女性のほうもそんなふうに見られたり声をかけられたりしても、嫌悪感を示すこともなく、ニコッと微笑みかけたりするの!

上述2つのシーンですけど、これ、顔見知りじゃない、全くの他人でも同じです。
いまの日本でやったらセクハラ案件じゃないですか?

なんというか、女性はいくつになっても女性であることを意識させられる。
70歳を過ぎてもマニキュアを欠かさないし、家にいるときでも必ずコーディネートしてアクセサリーまでつける、なんて人ばかりです。
そして男性は、そんな女性をエスコートするための存在でしかないんですよね。

男性名詞と女性名詞のせいかも

こういうのって、ほかの欧米諸国でも同じなのかな?
と思ったけど、ドイツではそんなことないらしいです。
どちらかというと日本に近い感覚。

これ、言葉の性質から来るんじゃないかなと私は勘ぐっています。
イタリア語には男性名詞、女性名詞の設定があるので、しゃべるときも絶えず男か女かを考えなくちゃいけないの!
女性名詞なら定冠詞も女性用のを使わなくちゃなので、例えば「びちくれった(自転車)」は女性名詞なので、定冠詞(女性単数)「ら」を付けて「ら・びちくれった」としなきゃいけない。

動詞でも主語が男性か女性かによって使い分けることもあって、たとえば「海に行った」と言うとき、主語が男性なら「その・あんだーと・ある・まーれ」、女性なら「その・あんだーた・ある・まーれ」。

メンドクサイですよねー!!!!

さらに、私がいろんな意味で面倒だと思うのが「友だち」という名詞。
友だちが男なら「アミーコ」女なら「アミーカ」なので、ここでも男女をはっきり言い分けないといけないのっ!
サラリと「昨日、友だちと海に行ったんだー」と言うとき、日本語ならそこに性別をハッキリさせる必要はありません。
でも、イタリア語だと「その・あんだーと/あんだーた・ある・まーれ・こん・あみーこ/あみーか」と、男友だちなのか女友だちなのか言い分けないといけないんです。

ちょっと気になる男性と話してて、ほかの男友だちと出かけたなんて知られたくないとき、どうしたらいいのー!!!!

以上、年増女でもイタリアに来れば、日本ではパッとしなくても十分現役として注目される(めんどくさいけど)、というお話でした。

では皆さま、すてきな夕方をお過ごしください。
Buona serata ぼぉな・せらーた!

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