290☆ハロウィンとカボチャのリゾット
ぼんじょーるの!
晴れて暖かな土曜の朝です。
昨夜遅かったので9時過ぎまでベッドにいたというズボラな週末の始まり。
ハロウィンの週末ですね。
感染の収まってきている日本ではハロウィンイベントも企画されてるのかな?
こちらも伝家の宝刀、グリーンパスがあればほぼ通常モードな感じになってます。
昨日行ったバールでもハロウィンナイトのポスターが貼ってありました。
ハロウィンより11月1日のほうが大事
イタリアにハロウィンイベントが定着したのはここ5,6年でしょうか。
今朝もハロウィンの話題になったら、あれは「イルランディア由来のお祭りでイタリアの宗教イベントではない」と、眉をひそめて言う人がいました。
イルランディア、アイルランドのイタリア語です……Irelandの「I」をローマ字読みするから、アイじゃなくイ(笑。
10月31日の日没後であるハロウィンは、ケルト人由来のお祭りなんですね。
イタリアではその翌日、11月1日のほうが大事な日でカトリックの祝日でお休みになっています。
全聖人の日と言って、1年365日の聖人カレンダーにもれた聖人、すべてを祀る日です。
そして、翌11月2日は死者の日で祝日扱いではないのですけど、亡くなったカトリック信者たちの日とされています。
というわけで、なんとなく日本のお盆みたいな雰囲気。
親族みんなでご先祖のお墓参りに行くことになっています。
そう考えるとハロウィンって、お盆の迎え火みたいな感じですよね!
まぁそんなわけでハロウィンの翌日は奇しくもお休み、学校も会社もないので若人は一晩中騒いでも、翌日無理して早起きする必要はありません。
ハロウィンイベントがあっという間に定着した理由の一つでしょうね(笑)。
八百屋さんに教わったレシピ
これ、ホントに簡単で美味しいのでぜひハロウィンのメニューに加えていただきたいです。
カボチャは適当な大きさに切って玉ねぎと一緒にオリーブオイルで炒め、ひたひたのお水で軟らかく煮ます。
味付けは塩とタイムのみ。
お米はパスタを茹でるように別鍋で準備。
やわらかくなったカボチャを木べらでつぶすか、ミキサーで攪拌するかしてピュレ状にします。
そこへ湯切りしたお米を入れて混ぜたら完成です。
このシンプルなレシピは八百屋さんに教えてもらいました。
カボチャ好きにはたまらんレシピ。
前に日本から来たカボチャ好きのお客さんに出したら感動してました。
簡単なのに美味しくて本格的な感じがするお役立ちレシピですね。
私はここにタレッジョチーズを混ぜて、カリカリにしたスペックを添えます。
タレッジョチーズがトローンと溶けていい感じ。
スペックの塩気とカリッとした食感もアクセントになって良き。
タレッジョチーズの代わりにモッツァレラチーズ、スペックの代わりにベーコンでも美味しいと思います。