介護の孤立

今日も父はお酒を飲みあばれたので抑制するので大変でした。本気の力で暴れる人を抑えるのはかなりの力がいります。けがもします。
もともと父は心臓が悪いので、病院に定期的に検査にいきます。その時、体のあざをみて、看護師からどうしたのですか?と聞かれます。父は息子に暴力を振るわれた、そう答えます。私は呼び出され叱責を受けます。
他方、母について。母は、自立支援医療制度で医療費は無料になりますし、障害者手帳も発行されています。しかし、そうした制度は定期的に更新をしなくてはなりません。医師に診断書を書いてもらい、役所で手続きをするなどが必要です。母は病識がなく当然できません。父は母のそうした手続きをしようとしません。父はほったらかしているのではなく、発達障害のため、適切な行動をとることができないのです。そのため、せっかく医療費が無料になったり、色々なサービスがあっても、両親では適切にできません。役所からすれば、手続きにこなければ、または相談にこなければ、対応のしようがありません。そのため、私がそうした手続きをするしかありません。それでも、父は私に出ていけ、俺が面倒みている、そういいます。
また、母は金銭管理ができません。そのため父に金銭管理をするようにいいましたができません。そのため私がお金を管理しています。しかし、母は自由にお金が使えないと周囲に訴え、あたかも母の年金を私が奪っているかのように思われます。
そもそも私は、他県で暮らしていました。父は好きなだけお酒を飲み、母は病院に行かなくなり、そうした状態を問題視した病院から連絡があり、母を病院につれてくるように言われました。また、病院から連絡を受けた保健所からも同様に親を面倒みるよういわれました。そうして、現在、父や母の面倒をみている経緯があります。
ストレスから母や父に対して激高したり、暴力をふるったりしてしまいます。
父に暴力をふるい、母のお金を盗み、仕事もせずに家でごろごろしている、そうみている役所の人やケアマネの人からすると、私が父や母と一緒に暮らさない方がいい、そういわれます。
認知症の介護もそうだと思いますが、妄想だったり、一般的に理解されない病状だったりすると、誤解を招き、介護する側が悪者にされ、孤立するという問題があります。

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