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家から飛び出して、引きこもる。
最初に、トップ画像はいつか遠出した時サービスエリアでパシャリと納めた、富士山です。今日の記事とは関係なくてすみません。
「今日はお休みだ」と気持ちにも余裕の出る休日って、どんな時だろうとふと思った。
仕事のお休みは確かにわかりやすいけれど、全てが休みになるわけではなく、部屋の掃除をしたり、買い出しに出かけたり、大物のお洗濯をしたり、まぁそれなりにやることは山積みだったりする。
「休日の方が忙しかった」と、瞬きをしている間に1日が終わりを告げようとしていることもしばしばで。
休まらなかったぁと、そのまま明日の仕事のことを考え始めて、次の休みこそは何もしない時間を作ろうと未来に誓いつつ、またも同じような休日を過ごす。
たしかに、その頑張りのおかげで洗い立てのシーツをかけた布団にもぐり込めるのは、休日の至福であったりするだけど、何もしない、誰でもない時間を、過ごしたいと願ってしまう時はやっぱりあって。
大好きな家も、仕事場も、キッチンも、何もかも置き去りにして、誰でもない私になれる場所。
カフェに行ったり、ただショッピングモールへ出かけてみたり、あれこれと試し時間を過ごすながで「ここがいい」と思える居場所を見つけた。
そう、漫画喫茶。
「今日は現実逃避だ」と朝から数冊の本を持ち込んで漫画喫茶へ向かう。
半日ほどを1,000円ちょっとで過ごせるパックで、靴も脱げるフラットシートのお部屋をとる。
もう、これが試しに行ってみたら快適で、飲み物はあるし、好きなタイミングで本は読めるし、なんなら食事までできる。
ぐーたらタイム。
家でもできるよ、もちろんできるのだけど、いいタイミングで洗濯機に呼ばれたり、部屋の乱雑さが気になったりで、何ものでもない人にはなりきれない時がやっぱりあって。
それが、漫画喫茶はどうか、、何もしない人になりきれるのだ。
設置されているパソコンを開けば映画もドラマも見れる、また小腹が空けば
、食事を提供してもらえる。
なんて、ミラクルな場所なんだと感動した。
実のところ、私は漫画が読めない。単細胞すぎるのか、イラストと吹き出しのセリフを一緒に追えない、次のコマがわからず、「えーっと次はここを読むのかな」なんてやっていると、内容が入って来ず。
何度も、何度も、何冊もトライして、読みやすい漫画を紹介してもらったりして、それでもやっぱり難しかった。(とても悔しい)
話題の漫画も、アニメの原作も、なかなか手に取れず、読めるようになりたい願いは叶わなかった。(とても悔しい)
と、だいぶ脱線してしまったのだけれど。
そんなわけであまり漫画喫茶へ出向くタイミングがこれまでなかったのです。
それがどうだ、楽しすぎて今では私の居場所となっている。
2ヶ月に一度、多いと月に一度のペースでお邪魔するのだけど、とてもいい。
本当にとても居心地がいい。
ほんのり個室になっているところも最高にありがたいし、食事を取らない日も時間内はいつまででもいれる。(とはいえ、大体フライドポテトは頼んでしまう)
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本当に、なんでもないただの人を半日過ごすと、夕方から寝るまでの時間の頑張りも変わってくる。
この際、もう一度、漫画読みに挑戦してみたいと今思い始めていたりもする。(読めたら嬉しい)
そんな私が、私であるための場所は思いのほか近くにあった、漫画喫茶だったのです。
思い切って諦めて、脱力するじかん。私のパワーになっている気がする。
今年もまた、いっぱいお世話になろうと思います。
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