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人の為の音(過去記事再掲)

 こんにちは!

The.Itackworks棚林です!だいぶ続いてきた毎日コラム投稿ですが、今日はめちゃ投稿遅れてしまったのとちょい時間がなかったので、またはてなブログ時代の記事の再掲となります。

この記事はじつは調べながら書いてて、一番「はぇーためになるなー」と唸りながら書いたものなので、是非noteの皆さんにも共有しておきたいと思っています!!

そういう感じなので、ひょっとしたら読んだことある人いるかもなので恐縮ですが、行ってみたいと思います。




以下、2020/6/3にHatena BlogにThe_Itackworks名義で投稿した記事「音にまつわるオカルト ~ヒーリングミュージックとソルフェジオ周波数~」の再掲となります。



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音にまつわるオカルト ~ヒーリングミュージックとソルフェジオ周波数~

 

はじめに

 早速だが、読者の皆さんは“ヒーリングミュージック”を普段耳にすることはあるだろうか。

 例を挙げると、下のリンクのような川のせせらぎやゆったりとしたメロディーで聞いた人をリラックスさせることを目的に作られた音源のことだ。


 効果があるかは疑問だが、効果があるかわからないようなオカルトチックなものが好きな筆者は、効果を信じて作業中など聞いたりする場面も少なくない。

 


 最近は曲作りよりコラムを書くことがメインの活動になりつつあるが、一応The.Itackworksは本来、曲を作るために集まった集団である。

 僕らに限らず、最近だと在宅期間を利用して作曲活動を始める人が周りにも増えているようだが、そんな“音を作る”という事を行う上で、どんな音が聞いた人にプラスの影響を与えるのか?逆にどんな音が不快感を与えるのか?という事を考える場面は少なからずあるかと思う。

 

 

 

 

筆者は閃いてしまったのだ。

ヒーリングミュージックはそういった「聞いた人にプラスの影響を与える」要素を詰め込んだ音楽じゃないかと。

 

…という事は、ヒーリングミュージックについて勉強して自分の曲にサブミリナル的に埋め込めば、どんなにクソしょぼい曲でも聞いて気持ちよい曲になるんじゃね!?と。

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そんな安易な考えを閃いてしまった筆者はヒーリングミュージックについて調べてみることにした。

今回はそれについて調べたことを書いていく。

 


ヒーリングミュージックについて

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色々と調べてみたが、「こういう音が入っていたらヒーリングミュージック」みたいな定義はかっちりとしていないみたいですね。

よく「ヒーリングミュージックは医学的に効果が証明されている」って聞くから、そのあたりの定義がちゃんとあるのかと思っていたので少しがっかりした。

 

 

 

 

ただ、抑えておかなければならないポイントとしては、

・個人の趣味嗜好に影響されず、誰が聴いてもリラックスを感じるという普遍性がある

・メロディー、和音がシンプルでテンポは遅い

・同じメロディー、リズムの繰り返し

・「1/f揺らぎ」という周波数で変わる揺らぎ成分が含まれる(?)

というのがヒーリングミュージックらしい。(?)

で、そういう音楽を聴くと、α波という脳波が出て、それが聞いた人にリラックス効果を与えるのだそうだ。

 

 

 

ゆっくりでシンプルのループが良いって部分は当たり前っちゃ当たり前かな。

「ヒーリングミュージックは医学的に効果が証明されている」というのは、聞いたときにα波が出ているかってところで判断できるからなのか。


音楽療法みたいのもあるし、これは全然否定しない。

” まずあげられるのが、鎮静作用です。 多くの医療機関でヒーリング音楽を利用することによって麻酔の量を減らすことができています。 また学校で、ヒーリング音楽を流すことによって、 生徒たちが落ち着き集中力も向上し学校生活が安定したという例も報告されています。”
”よく聞かれる音源は自然音声を利用した、「川のせせらぎ」「波の音」「鳥のさえずり」「水の音」などがあり、バックグラウンドには静かなストリングスやピアノの音色が流れ一つの楽曲として構成されています。”




ただ、調べてて思ったけど「もどき」が多いのかなという印象。

また、α波は脳波(電気信号)なのに、「α波が聞ける音源!」みたいな矛盾してるのも結構あるので、作る人もアップロードする人も深く調べずに作っているんだなと思ったし、そういう音源めちゃで回っているけど聞く人は「これを聞けばリラックスできるんだ!」と思って聞いているからリラックスできるのかなと思いました。

 

“安静(リラックス)時にアルファ波が多く出現することから、近年、「アルファ波(が出る)音楽」などと、アルファ波という言葉を商品の宣伝に用いることが増えているが、その場合は単に「リラックスできる音楽」と言っているのと同じである。”

 ‐「α波」Wikipediaより

完全にプラシーボ効果ですね。

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「α波で超集中」だと…



みたいな感じでヒーリングミュージックに関しては、科学的根拠もある反面、間違った認識も出回っている事を知った。

そして、間違った認識で作ってても、聞く人は雰囲気で聞くからほぼ気にしない。

つまり結論、世間一般的に落ち着いた曲と思われているのがヒーリングミュージックなのでした。

 

 なんか音楽制作に活かせそうかなと思ったけど、ごく当たり前のことだったな。

落ち着いたリラックスできる曲を作りたかったら

・BPM遅め

・シンプルなコード進行、シンプルなメロディー

・同じトラックを繰り返す

を心がける。そういう事ですね。


ただ、「1/f揺らぎ」というものに関しては、記事によって説明がバラバラだったりするし、アホな筆者には理解できなかったのでワカラン。

なんでも、自然の音やピンクノイズに多く含まれる要素という事なので、つまり生活音とか自然の音をサンプリングしてここぞという時に音源で流せばリスナーα波ドバドバで超リラックスできる音源になるってことですかね!

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ソルフェジオ周波数について


あと、筆者「ソルフェジオ周波数」というのも知っている。聞くと壊れた細胞が修復される周波数らしい。なわけないじゃん。でもオカルトチックで少し気になる。(;’∀’)

調べてみました。

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ソルフェジオ周波数とは

・体に良い影響を及ぼす周波数というのが9つ(174Hz,285Hz,396Hz,417Hz,528Hz,639Hz,741Hz,852Hz,963Hz)あって、その周波数の事を「ソルフェジオ周波数」と呼ぶ。

・それぞれの周波数の音楽を聴く事によってチャクラを通して体が良い影響を受ける。

と、いう事だが実際は、科学的根拠とかは全然なく、元ネタはキリスト教の賛歌かなんからしい。


この記事曰く、各周波数の効能は

174 Hz:意識の拡大と進化の基礎
285 Hz:多次元領域からの意識の拡大と促進
396 Hz:罪の意識や恐怖からの開放
417 Hz:変化に挑戦する心、知性
528 Hz:無限の可能性、DNAの修復、奇跡
639 Hz:人間関係の向上
741 Hz:問題を解決する力、表現力の向上
852 Hz:直感力の覚醒
963 Hz:高次元、宇宙意識とつながる

ということらしい。

まさにパワーストーンとか星座占いみたいだね(笑)

スピリチュアル的な感じで面白くて好きだけど、科学的根拠は全くないことがわかった。

 

YouTubeにある「健康になる」「疲れがとれる」「金運アップ」みたいなやつはこれ系か~!騙された~!


聞いてた自分あほらし。

ただなんでも純正律の音程に基づいて決められているらしく、そのせいで普段の平均律で慣れている僕らに不思議な感じに聞こえて錯覚するらしい。へー、勉強になる。

 

 

ちなみに、それぞれのソルフェジオ周波数は

 

174Hz = 1+7+4=12=1+2 = 3
285Hz = 2+8+5=15=1+5 = 6
396Hz = 3+9+6=18=1+8 = 9
417Hz = 4+1+7=12=1+2 = 3
528Hz = 5+2+8=15=1+5 = 6
639Hz = 6+3+9=18=1+8 = 9
741Hz = 7+4+1=12=1+2 = 3
852Hz = 8+5+2=15=1+5 = 6
963Hz = 9+6+3=18=1+8 = 9

というふうに数字を分解して足していくと全部3の倍数で3,6,9…となるらしい。

3は聖なる数字とか666は悪魔の数字とかいうし、なんか関係あるんかな。

関係あるかわからんけど面白。

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スタバの紙袋の666

 

 

 

 

 そして、各周波数の差分は大体111Hzくらいで、最後の963に111足すと1074。→174と、最初の周波数に戻る…みたいな。

循環,無限を意味しているらしい。

 

 

面白!やりすぎ都市伝説みたい。

よく考えられてんなーまあ多分そういう仕掛けを考えて数学的に作ったんだろうけど。

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 これを音楽制作に活かすとしたら、神聖で不思議な感じ出したかったらソルフェジオ周波数混ぜるとかいいかもね。

963Hzは宇宙意識と繋がれるらしいし(どういうこと?)

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まとめ

今回は、ヒーリングミュージックとソルフェジオ周波数について調べてみた。

 結論、全部聞く人の気持ちの問題かな~

「聞いたら健康になる音楽!」って、「持ってると運気が上がる壺!」と同じように聞こえちゃうよね。

 ただ例を出すと、超低音は聞いてると気持ちわるくなったり、シンバルとかハイきついと聞いてて頭痛くなったりとか、音楽が人に与える(悪い)影響は割と普段から体感しているので、全部を真っ向から否定することは出来ないのかな~、なんて。


 今日調べてて思ったが、こういう音源は「専門家監修!」「α波が入っている!」「疲れが取れる!」みたいな売り文句ありきで、むしろほとんどそれが音源の価値を決めているように思った。

聞く人も効果があるかわからんから、すごそうなサムネ、すごそうな売り文句の音源が人気出るのは当然なのかな。


…てことは、俺も作った曲アップするときに「金運アップ!」とか「疲労回復!」とかサムネに書けば再生数伸びるってこと!?

ひょっとしてこれはやる価値アリ!?

 


 

なんてひとボケかましたところで今日は終わりたいと思います!

読んでくれてありがとう!

明日も絶対(ぜってぇ)読んでくれよな!

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