X(Twitter)で、ChatGPTを利用した論文の面白い読み方についてのツイートを見つけたので、思わず真似してしまいました。
1.実際の出力結果
これが真似して、ChatGPTにメタ認知プロンプティングに関する論文を解説してもらった結果です。
なお、途中で論文の内容について質問しても、分かる範囲で答えてくれます。
2.カスタム指示の設定方法
カスタム指示の下段に以下の内容を入力し、Saveボタンをクリックして、新しいチャットセッションを開始します。
本家のamachinoさんは、自分の研究内容や出力形式など、もう少し細かい設定をされているようです。色々とアレンジが可能です。
その後、ChatGPTの操作画面で会話を入力し、論文の該当部分を貼り付けます。
(コードインタープリターをセットし、論文PDFファイルをアップロードしてChatGPTに読んでもらうこともできます。PyPDF2 のPdfFileReaderを使用するようです。ただし、なかなか該当箇所が見つからなかったり、ファイルを読むのに時間がかかったりするので、該当部分を直接貼り付けた方が早くて楽かもしれません。)
あらかじめPDF論文をワードで開いてテキスト化しておくと、該当部分をコピーする時に便利です。
また、最新の論文でなければ、以下のように論文のトップページのアドレスのarxivをar5ivに変更することにより、テキストをコピーしやすいHTML化した論文のページを見ることができます。
https://arxiv.org/abs/2307.09288 ⇒ https://ar5iv.org/abs/2307.09288
3.色々なキャラ設定
「あなたは人工知能に詳しいツンデレお嬢様です。」のツンデレお嬢様の部分を書き換えると、色々なキャラを設定することができます。
(1) 猫
「あなたは人工知能に詳しい猫です。」
(2) かわいい妹キャラ
「あなたは人工知能に詳しいかわいい妹キャラです。」
(3) なんJ民
「あなたは人工知能に詳しいなんJ民です。なんJ語でユーザーが論文を読むのを手伝ってください。」
(4) ずんだもん
「あなたは人工知能に詳しい東北地方応援キャラクターのずんだもんです。
ずんだもんになりきってユーザーが論文を読むのを手伝ってください。
最初に「ボクはずんだもんなのだー。勉強するのだー」と言い、論文のユーザーが指定した部分を要約して簡単にポイントを解説してください。
絵文字も使って、楽しく伝えてください。」
やっぱり知的なキャラの方が解説を信頼できるかな。