「推し疲れ」から学ぶ!#2|お客様の時間を奪わないビジネスの秘訣
みなさん、前回のブログでは「推し疲れ」の原因として「お金」に注目しましたね。
今回のテーマはもう一つの重要な要素、「時間」です。特に「可処分時間」というキーワードに焦点を当ててお話しします。
「可処分時間」って何?
可処分所得という言葉は聞いたことがある方も多いですよね?収入から生活費や固定費を差し引いて自由に使えるお金のことです。
「可処分時間」はこれの時間版。1日の中で、仕事や家事、睡眠などの必須タスクを終えた後、自由に使える時間を指します。この自由時間が、推し活にも、あなたのビジネスにも大きく関係してくるのです。
推し疲れと「可処分時間」の関係
推し活に熱中するファンの多くは、自分の可処分時間を使ってイベントに参加したり、SNSで盛り上げたりしています。でも、推し活に使う時間がどんどん増えてしまうと、やがて「時間が足りない!」という状況に陥ります。
たとえば、毎日何時間も動画をチェックしなければいけない、SNSを更新し続けなければいけない……となると、楽しかったはずの応援活動が「負担」に感じられるようになってしまうのです。
あなたのビジネスは「時間」を奪いすぎていませんか?
この現象、ビジネスにも同じことが言えます。
顧客があなたのサービスや商品を利用するのに必要な「可処分時間」、十分に考慮できていますか?
例えば、以下のような状況があるかもしれません:
サービスの利用に多くの時間がかかる
操作が複雑で手間が多い
次々と新しい情報が届き、追いかけるのが大変
どれも、お客様の可処分時間を奪いすぎる原因になりえます。どんなに良い商品でも、「時間が足りない」という理由で利用をやめられてしまうこともあるのです。
時間を奪わない工夫がリピート率を上げる
では、時間を奪わない工夫とは何でしょうか?いくつかのアイデアをご紹介します。
使いやすさを追求する
分かりやすいマニュアルを用意したり、シンプルなデザインにすることで、操作や利用にかかる時間を減らします。柔軟な利用スタイルを提供する
隙間時間に利用できるサービス設計や、途中からでも再開しやすい仕組みを考えましょう。情報量を適切にする
情報を厳選し、本当に必要なものだけを届けることで、お客様が消化不良を起こさないようにします。
応援し続けてもらうためには?
お客様があなたのビジネスに費やせる「可処分時間」には限りがあります。
その時間を奪いすぎることなく、「この時間なら使いたい!」と思ってもらえるサービスを提供することが大切です。
「お金」と「時間」。この2つのバランスが取れてこそ、応援し続けてもらえるビジネスになります。
次はぜひ、あなたのビジネスがこのバランスを保てているか、振り返ってみてくださいね!
それではまた。
みゆき
小規模事業者の方向けに無理のないIT支援を行っています。
お気軽にご相談ください。