日頃の生活×専門性×専門性×...=1/100
プロフィール
関関同立卒(24卒)で現在外資系コンサルティングファームに勤めており、絶賛IT屋をしている真っ最中です。主に、ERPの会計領域に携わっています。
取得資格:簿記2級(2024/05)、ベンダー系資格(ERP/クラウド関連)×4(2024/05~08)
記事を書いた経緯
社会人になってから、「手に職つけよう、手に職つけよう」と考えていたら、読む本の傾向ががらりと変わってきました。
「専門性こそ命」という環境で生き残るために必要な考え方を与えてくれる本に出会ったので、読書感想文的に記事を書かせていただきます。
これは就活をする前の学生の方たちにもおすすめできる本なのではないかと思います。最近、大学生の後輩たちから就職活動の相談が増えてきまして、自分もキャリアについてふと考える機会が多くなりました。その時に、終身雇用が保証されていない時代で基本となる考え方を教えてくれる本です。
※余談:「VUCAの時代」ってよく言いますよね笑
今も昔も将来のことなんて予測不可能なのに、「なぜ今頃なんだろう?」と後輩と雑談していると、やはりAIの実用性が一気に高まったからだよねという結論になりました。筆者も5年後10年後にはAIを顧客に提案していくことになると思うのでAIのキャッチアップをしないといけないなと思っています。
おすすめな本
「必ず食える1%の人になる方法」(筆者: 藤原和博さん)
結論から言ってしまうと、大切な考え方は、
「掛け算」
です。
この本では4つのキャリア志向それぞれに、どのような専門性・要素を掛け算していくべきかを説明してくれています。
まず初めに、
全員に共通している要素は、3つあります。(タイトルの「日頃の生活」)
普段の生活で上記の条件をクリアできるかが紹介されています。
「パチンコをしない人」になると、全人口の1/2の人になり、
「ケータイゲームを日常的にしない人」になると、全人口の1/4の人になり
「本を読む人」になると、全人口の1/8の人になれると説明されています。
このように前提として、普段の生活から時間を有意義に使えている全人口の1/8の人になってほしいと書かれています。
残り4つの条件を各キャリア志向に適した条件を達成することで、
1/2の7乗で、1/128の人になれます。
つまり1%の人に該当することになります。
大部分の説明を省略して、ほんとにざっくりとした概要の説明となりましたが、「掛け算」で自分にしかできない領域を特定していくことが重要であるとこの本では語られています。
コンサルティング業界にいると、この考え方は本当に重要だと思うので、就活生にとっても勉強になる本だと思います。
例)ソリューション×インダストリー、など
最後に
社会人の三種の神器「会計×英語×IT」の話を思い出しました。
この掛け算が一番スタンダードだろうなと思うので、まずはこれらの要素を専門家になれるように極めていくことで食いっぱぐれないのかなと思います。