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月次会発表切り抜き Vol.3 〜期待値合わせのススメ
はじめまして、T&C開発センター第2開発本部の白幡です。
T&C開発センターでは毎月月次会をおこなっており、センター全体に向けて各部から取り組みや成果の共有、各種委員会からのお知らせなどをしています。
今回はその中から私がチーム内で実施したチームビルディングに関する取り組みについて発表した内容を紹介します。
はじめに
私のチームでは、あるタイミングで人の入れ替わりが重なり、既存メンバと新規参画者の割合が50:50程度となりました。それに伴いチーム内でのメンバ同士のコミュニケーションが積極的に・活発に行えていない状態が見えていました。
そこでお互いの人となりや、お互いに対して期待していることを共有し合える「期待値合わせ」という取り組みをチーム内で行うことにしました。
期待値合わせとは
チームビルディングの手法で、チームメンバー同士でお互いの考えを交換し合うものです。
4つの質問にそれぞれ答え、チームに共有することで、お互いの考えや価値観、期待のすり合わせを行うものです。
新しくチームを作った際や、チームに変化があるタイミングなどでやるとより効果的だと言われています。
一般的に認知されている名前としては「ドラッカー風エクササイズ」と呼ばれているもので、 ”アジャイルサムライ”や”カイゼン・ジャーニー”などの書籍でも紹介されているようです。 (呼び名の由来はドラッカーの論文が元ネタであるという話のようです)
どのようにやったか
4つの質問
大きく4つの質問を用意し、追加で各メンバそれぞれ(全員)に対して期待していることを書いてもらうようにしています。
自分の得意なことは?
自分はどういうふうに仕事をするか?
自分が大切に思う価値は何か?
チームメンバーは自分にどんな成果を期待していると思うか?
進め方
全6人で実施
各メンバ用に専用のシートを用意して記入してもらう
- 人が書いているものにつられないようにするため
- (一応)全体で発表して問題ないかスクーニングするため
- 発表までみんなの書いている内容がわからない方が面白い(はず)
主催者(私)が全員の記載内容を全体用としてマージ&脚色
みんなで発表(6人で1時間くらい)
実際の資料
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チームメンバからの感想
チームメンバの考えの理解/自分の考えの整理ができた
今回の取り組みで自分の役割が再確認できて良かったです
求められている、各メンバに求めている仕事像を改めてイメージし発表できました
自分の価値や期待など俯瞰して再確認することができ、良かったです
自他ともに理解が進んでよかったと思います。改めて自分はどうであるか考えるきっかけになりました
求めること、求められている内容にあまり差がないことが確認できてよかったです差がないってことはきっとチームが同じ方向をみていることにも繋がると思うので
新規参画者のチームへの理解促進
新規メンバーの参入ハードルが(無い場合と比べて)下がるのではと思っています、新しいチームの皆さんに対して自分がどんな人間かを知ってもらうための良い機会でした
持続していくことで、発展できる可能性がある
新しい発見ができる追加質問があれば面白そうかなと思いました(得意な言語など)
期待値だけでなく期待値からの個人の目標とか、チームでの目標的なことも3〜6ヶ月くらいのスパンでみんなで確認し合うのもいいかなと個人的に思いました
さいごに
いかがでしたでしょうか。
簡単にできて、チームメンバにもたらす効果は大きなものになっているので費用対効果で考えても良い取り組みではないかと思いました。
今回「期待値合わせ」の取り組みを実施したことをきっかけとして、メンバ同士の相互理解が進み実施前よりは前向きに積極的なコミュニケーションがとれるようになりました。
この取り組み後、さらに新卒メンバがジョインした際にも同様の資料を用いて(新卒メンバに対する期待をアップデート)チームへの入り込みをスムーズにすることもできました。
今後の展開として質問をアップデートした形(目標欄を追加してみる)で、再度実施を検討しており、時間の経過とともに自らのスキルややるべきこと、ほかメンバに対する理解も促進することで期待することもより具体的に描けるようになるといった変化を楽しみにしています。
アイスタイルでは、このようなチームビルディングを通して@cosmeを改善していきたい!という仲間を募集しています。