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課題解決のパートナーであり続けたい。“営業”という枠を超える、ブランドソリューションの魅力

今回は、ブランドコミュニケーション推進本部に所属し、ブランドソリューション業務を担当している嵯峨 詩朋子さんに、仕事の魅力をおうかがいします。

嵯峨 詩朋子さん
(ブランド体験ユニット ブランドコミュニケーション推進本部 ブランドソリューション 2部)
2017年アイスタイル入社。ブランドソリューション2部に所属し、日々ブランドと信頼関係を築きながら、クチコミ分析や売上データの分析を通じて現状を把握し、課題の分析から適切な対策や次のアクションを提案、実行に至るまでのプロセスを通じて、課題解決に貢献している。

“営業”という枠にはまらないから、この仕事はおもしろい。

──ブランドソリューションの魅力について教えてください。

ブランドさんの課題や悩みに対する解決策をともに模索する、パートナーとしての役割をもっていることです。特に、アットコスメのデータを活用することで、新しい視点や解決策を提案できる点は大きな魅力だと感じています。

ブランドさんが何かしら困難に直面した際に、最初に相談する相手として私たちを選んでくださることも多く、アイスタイルの顔としてブランドさんと向き合い、貢献できることは大きなやりがいになっています。

──ブランドさんと向き合ううえで、大切なことは何でしょうか?

私が常に意識していることでもあるのですが、単に施策の提案や数値目標の追求にとどまらず、ブランドさんが本当に必要とするものを理解し、その解決策を見出すことが重要だと思います。

私たちは、メディア、EC、店舗と幅広い手段を持っているアイスタイルの強みを活かすことで、枠にとらわれない柔軟なアプローチを行うことができます。だからこそ、自分の提案がブランドさんの成果やゴールにどれだけ貢献できるかという視点を持ちながら、時にクリエイティブなアイデアや施策を展開したり、社内で新しい取り組みを立案したりしながら、課題解決に繋がる手段を広い視野で模索する必要があります。

そういう意味では、私たちの役割は営業というよりも、コンサルティングに近いと感じますね。ブランドさんとのパートナーシップを大切にし、一つひとつのブランドさんに寄り添いながら、会社間の取り組みにも関わっていける営業という言葉が使われてはいますが、視点や活動範囲はすごく広いんです。

「ブランドさんに何を返せるか」というマインドを常に心がけながら、ブランドさんと一緒に次に何をすべきかを考え、ともに成果を出すことがとても楽しく、モチベーションにも繋がっています。

いかに周りの助けを借りられるかが、成果への近道。

──嵯峨さんが担当した仕事のなかで特に印象に残っている案件はありますか?

はじめて大型のイベント企画に取り組んだ経験は今でも私の素地になっています。
あるブランドさんを担当していた時に、@cosme TOKYOでのポップアップイベントの企画が立ち上がり、@cosme、@cosme SHOPPINGも含めて大規模なプロジェクトがスタートしました。

当時はとにかく、目標の設定やイベント内容の調整など、ブランドさんや関連部署と細かな打ち合わせを行いながら、ひたすらチューニングを重ねる日々でした。
最終的にはイベントを通してたくさんの新しいお客様とブランドさんとの出会いを創出することができましたが、双方が協力してひとつのことを成し遂げるプロセスに楽しさとやりがいを感じました。
この経験を通して、自分の仕事の範囲や視野が大きく広がり、自分の仕事への見方やアプローチが変わるきっかけとなったと思います。

──取り組みの中で難しかったことはありますか?

一人で仕事をすることから、周りに頼るように自分を変えること、この切り替えに苦労しました。
性格上、一人で抱え込んでしまうことも多かったので、全て一人で対応しようとした結果、時としてスピードが遅れることもありました。

「自分で全部やらなきゃ」と思い込みがちだったのですが、全て一人でやり切ることが決して正解ではなく、時に急ぐ必要があったり、更にクオリティをあげることを目指す場合においては、周りに頼るほうが正しい選択になる時もあります。
ただし、頼る際にも、誰に頼るのが適切なのかを考えるうえで、他部署の人の業務内容やミッションを理解していないと、適切な相談や依頼は出せないので、まずは社内の関連部署の仕事や担当者のことを理解することから始めましたね。

自分の業務範囲を超えた提案や課題に直面し、周りに頼らなければこれ以上は進めないという危機感を感じたことは、ある意味よいきっかけだったと思います。自分が分からないことは素直に認めることが重要だと学んだ経験です。

──仕事への向き合い方が変わるきっかけになったんですね。

そうですね。分からないことやできないことを自覚し、適切なタイミングで他の人の力を借りることが、仕事を円滑に進める上で重要であると気づきました。

一人で進めようとすると、さまざまな困難に直面することがあります。そういったときに、周りの信頼を得て、協力しながら物事を進めることが大切なのだと思います。
上司や同僚からの助言や支援を受けながら仕事を進めることで、より良い成果を得ることができる場面は多いと思いますので、チームワークが成功の鍵だと感じますね。

なんでもチャレンジできる環境だからこそ、これからのキャリアを模索したい。

──ご自身の成長や変化を感じた瞬間はありますか? 

仕事を通じて本当に少しずつ前進している感覚なので、「この瞬間」となると難しいのですが…(笑)
今の部署に着任後、これまでさまざまなブランドさんを担当させていただきながら、経験を積み重ねてきました。
そのなかで少しずつ仕事の幅や知識を広げ、ブランドさんへの理解や提案力を深めてきましたが、成長した実感値が大きかったのは、大手外資系ラグジュアリーブランドを担当するようになった時です。

それまでと仕事の性質や規模が大きく変わり、年間を通じたブランドの取り組みやプロモーション、大規模なイベントの企画・実施など、より複雑で包括的な業務が求められるようになりました。
仕事への取り組み方や視野が大きく広がるととともに、自らの力を発揮して新たな価値提案に取り組むなかで、自分の変化や成長を実感することができたと感じています。

──新しいチャレンジをするからこそ、成長を感じることができますよね。それでは最後に、これからのキャリアについて教えてください。

私のキャリアの軸として、これからもブランドさんと関わることができるポジションでいたいという思いは変わりありません。ブランドのみなさんと直接コミュニケーションができて、情報をいただけたり、逆にこちらからも情報を届けたり、そんな立場で仕事をしていきたいですね。

アイスタイルには、会社が提供する多様な選択肢と、何でもチャレンジできる環境がありますので、自らの好奇心ややりたいことを追求することができると感じています。今後、目指すキャリアに向かってさらに邁進していきたいです。

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