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1兆ドルコーチをTOPビジネスコーチが解説

こんにちわ。LEAD INNOVATION の代表礒谷です。
今回も私のNoteページにお越しいただきありがとうございます。
また、有料版Note_コーチ業<1億円迄の方法>を記事掲載したところ、私の予想をはるかに超える反響をいただきました。多くの購入いただきました方、誠にありがとうございます。こんなにも、成長されたい方々がたくさんいらっしゃるんだと思い、嬉しくなった次第です。そして、私のNote、SNSアカウントをフォローしていただいている皆様に、価値あるシェアをしたいと思い今回のNoteを書くことにしました。

今回のテーマは、私が尊敬するコーチの1人、ビル・キャンベル氏の人生を描いた本『1兆ドルコーチ』を読み、チームづくりのプロの私から見えた世界を書いております。最後までお楽しみいただけますと幸いです。

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business executive, Bill Campbell, whose mentoring of some of our most successful modern entrepreneurs has helped create well over a trillion dollars in market value.
Based on interviews with over eighty people who knew and loved Bill Campbell, Trillion Dollar Coach explains the Coach’s principles and illustrates them with stories from the many great people and companies with which he worked. The result is a blueprint for forward-thinking business leaders and managers that will help them create higher performing and faster moving cultures, teams, and companies.





弊社LEAD INNOVATIONはビジネス・コーチ・チームである。
”コーチング”と聞くと、日本では、”あなたの人生を幸せにする的な心理学的アプローチ”の幸福論的コーチングのイメージがある。また、”成功体験を積んだ経験者(上の立場)から成長過程のあるクライアント(下の立場)にコーチする(やり方を教える)”というイメージかもしれない。
私は組織開発の仕事を13年以上行っている。また、組織のTOPとしては、人生の半分近くを過ごしている。そんな私は、この本を読み、LEAD INNOVATIONがコーチング・ファームだということに、違和感を持ち始めた。自分達らしさは、コーチングでない。コーチングは方法論の一つであり、成功には1つの方法論しかないわけがない。私たちのクライアントが私たちを買い続けてくれる理由は、成果へのコミットなんだと思う。”ビジネスの勝利へコミットするコーチ”この大切な軸を教えてくれたビル・キャンベルに感謝したい。

ビル・キャンベルとは何者なのか?

スティーブ・ジョブズとグーグル元会長兼CEOのエリック・シュミットには「共通の師」がいる。さらにはグーグル共同創業者のラリー&セルゲイ、フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグ、Twitter、Yahoo!、YoutubeのCEOが師と言っているほどの男である。それがビル・キャンベル。
コロンビア大学アメフト部がアイビーリーグで優勝をした時に3年生にしてキャプテンを務めていた。通常日本のカレッジフットボールでも、100Kgが当たり前のオフェンスラインというポジションにも関わらず、175cm75kgという小柄な選手であったそうだ。(ちなみに私は同じアメフト出身でランニングバックという走るポジション。172cm82kgだ)顔は一旦横においておこう。

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アメフトのコーチ出身でありながら39歳の時にビジネスの世界でコーチをはじめることとなる。そして、75年という生涯を終えるまで「ザ・コーチ」としてシリコンバレーで知らぬ者のない存在となった伝説的人物である。

1兆ドルコーチが語るポイントはこれだ!!!

ビルキャンベルのプレイブック(作戦表)に書かれている、
”成功しているチームの共通点、5つ”とはこれだ!!!
1、心理的安全性
2、明確な目標
3、働く意味
4、互いの信頼関係
5、社会への良い影響


その他私が特に学びになったポイントをほぼ自分のために書く。ご興味ある人はおつきあいのほど。

アプローチは1ON1

ビルのアプローチは1on1ミーティングを行うことだ。しかし、ビルは特別な存在すぎて俗人的であり、真似のできないことだと。

▶︎ISOYA'sコメント
1on1の導入を考える会社も多いが、意外とうまくいっていないことがある。失敗している多くの場合は、実施する側の自己満足になっているケースだ。部下にとって、価値ある1on1でなければ、部下にとっては苦痛の時間だ。会社の悪口、昔話の自慢、そして、部下に対するツメ面談になっていたら最悪だ。1on1は我々ビジネスコーチでも、会社の文化によっては、難易度の高い仕組みである。

では、どんなマネージャーだと1on1がうまくいくのか?

たった一つの素質は、


コーチャブルかどうかだ!!!!!!!!!!

コーチャブルとは、正直であり、謙虚であり、諦めずに努力を厭わず、常に学ぼうとすることである。私はコーチングをはじめてから、コーチャブルになることの価値を学び、成長が加速したという実感がある。コーチャブルになるにはコツがいる。

ありの〜ままの〜すがたみせるの〜♪

どっかで聞いたことある歌詞だが、自分らしく仕事ができたら、成果は最大化する。あーでもこれも言いたいこといっぱいある。。。
1兆ドルコーチには以下が書かれていた。

『人はありのままの自分でいられるとき、
そして全人格をかけて仕事をするとき、
最もよい仕事ができる』


問題解決の方法

ビルは、問題そのものに直接アクセスするのではなく、解決できる人・チームはだれか?を考えると言っている。CEOの仕事とはチームをつくることだ。問題解決能力が高いチームをつくること。

▶︎ISOYA'sコメント
ここで失敗するのは3パターンだ。以下を解決すれば、きっとうまくいくはず。ただし、それがなかなか解決できない会社も多く存在する。それは結局経営者の器の問題でもある(自戒の念を込めて)

①任せられるリソース(チーム)がない
②指示の伝達が的確でない
③意思決定ができない

人材育成のジレンマ

厳しく指導すべきなのか?親身になるべきか?どちらがよいのか?
あなたが指導者の立場だとすると、一度はこのジレンマに悩まされたことはあるだろう。ビルは『人当たりの悪い、ギバーになれ!』と言っている。ようは愛を持って、厳しく接する。私には&で考えよと聞こえてきた。

▶︎ISOYA'sコメント
社員からみて、尊敬される経営者になっているのか?尊敬できるリーダーを育てられているのか?そして、社員を心底信頼できる器でいれるのか?(自戒の念を込めて)コンサルタントとして、他社の組織開発や人材育成をやっているが、自社のことになるとなぜかそれがうまくいかないってことは多々ある。人材育成は、グラウンドの外から支援するのと、グラウンドの中で行うとは異なることがあるということだ。私の育成モットーはこれだ!言い切るのもいい。ようはうまくいってるかいないかだ。いつでも見つめ直せるはずだ

Don't fuck it up!! 『しくじるんじゃね〜よ!』

ビルはどうやら口の悪い人だと著者は言っている。この一見口の悪いセリフをつかて、クライアントの心情に入りこむというテクニックもあったそうな。口が悪いからこそなのか、彼が亡くなったあとも人々の記憶にそのシーンが鮮明に刻まれているのだろう。
*職場におけるののしるに好ましい影響があることが多くの研究で報告されているそうだ。ストレスを和らげ、正直さ、誠実さ、創造性を高める効果があるそうだ。

▶︎ISOYA'sコメント
心理的安全性があるからこそ、そして、信頼関係があるからこそ、彼のDon't fuck it up!が価値がある。一歩間違えればパワハラと言われてもおかしくない。お笑い芸人でも、フレーズが永遠と残ることがあるように、コーチング時に、クラアントにフレーズを残せるインパクトを起こしたい。


チーム・ファースト

強いチームには必ず、これがある。世界最高峰のスポーツ、NFLのチームづくりでは、必ず言われることだ。個人じゃない。チームが全てだ。ビルはアメフトコーチ出身だ。だからこそ、これを信じれるのだと思う。

アメフトではすべてのアサイメント(プレイブックで決まっている各プレーヤーの役割)を遂行すること。1歩目をどこにむけてどう出すのかまで細かく決まっている。これを間違えるとコーチからめちゃくちゃ怒られる。役割の遂行ができなかったチームが負ける。それはたった1プレーで負けることさえある。

チームメンバーの話で主語が”私”で会話しているうちは、One Teamになっていないんだと思う。弊社メンバーは、LIがといって会社の略を使った"私たち”を主語にして話している。社長としてそうしろと言ったわけではない。結果そうなっていた。どんな匂いが出ているのかわからないが、弊社はたかが9人の組織にもかかわらず、大手戦略コンサルからも応募いただく。

東京ドームでの日本選手権。試合終了が告げられたとき、嬉しかった達成感よりも安堵感の感情であったことを今も思い出す。

日本一になったチームは、シーズンを通して、チームの全員が、チーム・ファーストであったことは間違いない。


まとめ

結局のところ、経営者のタイプによってチームづくりのポイントは変わってくる。100人いれば100通りのチームづくりがあるはずだ。どの組織開発サービスを導入すればよいのか?と経営者から相談いただくことも増えてきた。多くのチームを見てきた私は、プロダクト依存をするタイプでないので、客観的になれることもあり、世の中にあるいくつかの組織開発プロダクトは貴殿の文化にFitしやすいかどうかというのを見解として述べることはできる。組織開発に悩んでいる経営者の方はぜひ、情報交換したい。毎回私も学びになるので。

個人的にはアメフト というバックグラウンド、ビジネスコーチという仕事、ベンチャー企業の経営者という共通点からビル・キャンベルの『1兆ドルコーチ』に共感する部分が多い。しかし、この組織づくりはなかなかできるものでもないということを合わせて述べておこう。

ビル・キャンベル氏の最大リスペクトを込めて♩♪






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