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子育て家庭の防災『ISSHO NI 防災』

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母であり 防災士でもあるISSHO NIのメンバーが子育て家庭の防災について情報をお届けします。
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#防災

保育園や幼稚園を選ぶ際に「防災」も考慮に入れませんか?

明日は3月11日、東日本大震災から12年が経とうとしています。 この地震の特徴は津波による甚大な被害でした。 津波に関連して、新聞に気になる記事がありましたのでご紹介します。 「津波浸水域 幼保3276箇所」 地震大国であり、周囲を海に囲まれる日本で、この数字はとてもショッキングですよね。 同記事には「民間経営の多い幼保施設は、地価の安い浸水域に建設されやすい」とあり、なるほどそういうことか、と納得してしまいましたが、もちろん、このままで良いわけではありません。 自

子どもが「ありがとう」と言われる機会をつくる~被災時の心の健康のために~

「ありがとう」と言わるためにやっているわけではないけれど、自分がしたことに対して「ありがとう」と感謝されることは、いくつになってもうれしいものですよね。 2023年 オリジナル講座を計画中!今年、育児クイズパパ力検定では新しい取り組みが始まります。その1つがオリジナル講座の開催です。 先日、LINEにて、どのような講座を受けたいかアンケート調査を行いました。(詳しい結果は後日ご紹介します。) 子ども救命法や運動の発達など様々なご回答を頂いておりますが、「防災」について興

防災トイレにも使用できる!赤ちゃんのおむつ関連グッズをご紹介

赤ちゃん連れの外出は、何かと荷物が多くなりがちですよね。 ちょっと、そこまで出かけるだけでも、紙おむつやおしりふきなどなど… 「今日はいっか!」なんて、荷物を減らした日に限っておむつを使い切ってしまい、慌てたこともしばしば。 もちろん、コンパクトに上手く荷物をまとめられる方もいらっしゃると思うのですが、筆者は、どうも苦手でして… そんなわけで、荷物の多さは、外出をためらう理由の1つでした。 7〜8年前のことになりますが、そんなことを思い出したのは、この商品を見つけたこ

「まち保育」とは?防災は日々の延長線に…

みんなで子育てする文化・環境づくりを目指すISSHO NI(いっしょに) 活動の一環として、防災についても発信しています。実は、子育てと防災には共通点があります。それは地域コミュニティのつながりがとても重要な役割を果たすということです。 災害があった時、自治体がすぐに支援してくれる、誰かが助けに来てくれる、私たちはテレビなどで目にするイメージからそんなことを思ってしまいがちですが、 もし指揮を執る市役所が損壊したら… 職員が被災してしまったら… 道路が通行止めになってし

赤ちゃん目線でおうちツアー!自宅の防災&事故予防

想像してみてください、上から熱湯が降ってくる恐怖… 熱そうだし、痛そうだし、怖いですよね… と、突然、脅かしてしまい申し訳ありません。 でも、これ赤ちゃんにとっては、日常で起こりうることなんです。 赤ちゃんの目線で見てみよう!育児クイズパパ力検定では、小児科医の先生、救急救命士さん、保健師さんなど専門家監修のもと、赤ちゃんの発達やお世話に関するさまざまなクイズを配信しています。 クイズの中には赤ちゃんの事故予防や救命法に関する情報も含まれます。 その一つに とい

こどもと一緒に防災館へ!予想以上に楽しめました♪

防災士にはなったものの、まだまだ手探り状態の私たち。防災関連のセミナーに参加したり、防災検定を受験したりと、メンバーそれぞれが思いつくことから、少しずつ活動に取り組んでいます。 ひよっこ防災士なりにできる発信をしていきますので、一緒に防災に関心を持っていただけたら幸いです。 というわけで、今回お伝えしたい内容は… 防災館に行ってきました!墨田区にある本所防災館へ。 子どもたち(小2ボーイズ)も連れて合計4人で防災体験ツアーに参加しました。 まずは、防災シアターで映画

避難するタイミング(妊婦さんや乳幼児連れの場合)

梅雨明けしたのに、雨が多いですよね。 局地的な大雨のニュースで「避難指示が出ています」という言葉を聞いた方もいらっしゃるかもしれません。 みなさんはどのタイミングで避難するか考えたことはありますか? 避難するタイミングは?避難するタイミングがわかる災害危険度警戒レベルというものがあり、全部で5段階あります。 細かいことを覚えるのは大変なので、 警戒レベル4までに避難 とまず覚えてください! とされています。警戒レベル4になったらすぐ安全な場所へ避難するのはもちろ

育児 ✕ おうち防災 〜いっしょに防災はじめませんか?〜

息子がまだ赤ちゃんだった時、 今、地震が起こったらどうしよう? 大雨の中、傘をさして、抱っこして、歩けるの? 抱っこして、重い防災リュックを背負える? 避難所で赤ちゃんが泣いたら? 母乳は?ミルクは?どうなる? 近所に誰も知り合いがいないけど大丈夫かな… この子を守れるのは自分しかいないかもしれない など、不安に思ったことがありました。 その後、豪雨災害のニュースも頻繁に耳にするようになり… 災害についてきちんと理解し、対策できるようにしたいという思いが芽生えました。