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今週の一新塾講師は、前柏市長の秋山浩保さん(一新塾OB)!『元経営コンサル市長が地域を変えた奮闘記』
今週の一新塾講師は、前柏市長で一新塾OBの秋山浩保さん!『元経営コンサル市長が地域を変えた奮闘記~主体的市民のまちづくり!』をテーマにご講義いただきました。
大学生の時に大前研一氏の著書を読み、経営コンサルティング業界に就職された秋山氏。30代は中小企業再建の仕事に取り組まれ、41歳で生まれ育った街の市長になる選択をされます。
2009年、「民のチカラ!市民本位・民間発想で柏は変わる!」と市民に訴え、柏市長に初当選。公設市場や中央図書館の移転中止、事業仕分けの実施など、財政再建に力を注がれました。
2017年に三選、「将来の柏のためにやるべきこと」と「将来の子どもたちにツケを残さない財政運営」の両面を意識して奮闘。「提案を実現させるには、一回いうだけでは動かない。何度も、何度も、何度も、何度も、何度も!」「主体的市民が一定のボリュームを超えることによってこそ、変革の道が拓かれる」
2021年11月まで市長を担われました。
「ビジネスの世界」から「政治の世界」に飛び込むことで、
どんな世界が広がり、どんな戸惑いがあり、
どんな可能性を感じられたのか。
講義では、これまでの実体験とお考えになったことを
率直にありのままに語っていただきました。
直面した試練の舞台裏での率直な悩みや葛藤、
乗り越えてこられた知恵を共有いただきました。
また、データをベースに
「財政再建」や独自の「教育改革」に
挑まれたお話に深い気づきをいただきました。
『「悩む、動く、こける、学ぶ」の連続をしているうちに、
志の解像度が上がっていった』とのお言葉も刺さりました。
参加者のご感想と胸に響いたお言葉の一部です。
●根っこで生きればイキイキする
●現場に踏み出せばもやもやの解像度が上がる
●仮説⇒検証の繰り返しで、やるべきことが見えてくる
●小さな根っこからでもいい
●データに基づいて政策立案
●試練は志を強くする
●違和感を大切にする
●仮説思考とデータ分析
●志・決断・試練
●志は変化し成長する
●民間と行政の前提の違い
経営コンサルタントとして、自治体首長として、
両方の経験を持つ秋山さんだからこその
根っこの思いが深く響きました。
今年の秋山さんの色紙のメッセージは
「小さな根っこを育てていこう!必ず大きくなる!」です。
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■大前研一創設の新しい日本を創造するネクストリーダー養成学校 NPO法人一新塾(東京・大阪・名古屋・仙台・通信科)
https://www.isshinjuku.com/
■『第二の人生は志を生きる~サラリーマンから市民への転身』(一藝社)
NPO法人一新塾/森嶋伸夫 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4863592485