その時の「最高の一手」を打つ
いろいろありますが、世界の支配者層様たちというのは、とてもとても頭が良いのだと思います。そりゃ、当たり前です。
先日、お世話になっている農園の方と、ちょーっとだけ世界の仕組みについて意見交換したのですが、その方曰く、「DS(Deep State=影の政府)は本当にすごい。とてもかなわない」とのことでした。
まぁ、そうでしょうね。
こちらはHARANO TIMESさんの動画です。当時のソ連の話になるので、その後のソ連崩壊などを考えると、話されている内容と現状では、若干の開きがあります。しかし、世界全体の仕組みがどうなっているのかを理解するには、とても参考になる内容になっているのではないかと思われます。
そのようなスパイ活動に費やされる時間、資金、人員は約15%に過ぎない。
残りの85%は長い時間をかけて行う工作活動で、「イデオロギー的破壊」という「積極工作」
(中略)
これはかなり時間をかけて進める洗脳工作で、第1段階は「モラルを崩壊させること」。国民のモラルを失わせるには15年から20年かかる。
(中略)
真の情報に触れさせても、彼らの考えを変えることはできないのだ。白を白、黒を黒と証明してやっても、彼らの物の見方と行動パターンを変えることはできない。
(中略)
アメリカの左翼、つまり大学教授や人権擁護者たちは、破壊活動のプロセスに貢献している。専ら国家を不安定化させるために活動が完了したら、もう彼らに用はない。彼らは知りすぎている。(中略)彼らは自分が権力を握れると思っているが、もちろんそんなことありえない。彼らは壁の前に並ばされて射殺される運命だ。
(中略)
この国の政治家、メディア、教育システムが育てている次世代の人々は、自分が平和な時代に生きていると思っている。それは違う。今、アメリカは戦争状態にある。アメリカの基本原則と体制基盤に対する宣戦布告のない全面戦争だ。(中略)そうなる仕組みなのだ。冗談に聞こえるかもしれないが、これが世界共産主義のシステムとか共産主義陰謀というものだ。恐ろしく聞こえるかもしれないが、私の知ったことではない。これを聞いて恐ろしいと思わないなら、それでいいだろう。
割とショッキングな内容です。
繰り返しですが、今、既にソ連が消滅しているから、状況は変わっているなどと考えるのは、見方が甘いと思います。そうした国の仕組みすらも超越したところで、「世界共産主義」というものが、今も進行中だとみるべきだろうと考えます。
動画のなかで「ソ連」にあたるところを、「DS(米国)」といってみたり、「中国共産党」と置き換えて、今を見ていく必要があるでしょう。
林千勝先生が、よくこの図を使われています。
結局、この三角形の上の部分は変わっていないのです。
HARANO TIMESさんもおっしゃっていますが、この動画を通じて、世界共産主義思想が、いかに世界に蔓延っていってるかが分かります。そして、それは今の世界をみるうえで、とても大切な手掛かりになります。
インタビューの中で、「モラル崩壊」には15年から20年、じっくりと時間をかけているといっています。とても遠大な計画です。
そして、それが完了すると、民衆はいくら事実をみせられても、いくら真実を証明してみせられても、それが理解できないようになってしまうそうです。
まさに、今の状況そのままのように思えてなりません。
世界の支配者層である「彼ら」は、そんな遠大かつ緻密な計画を仕掛けてきているのです(実際のところ、私はここ数十年レベルではなく、もっともっと長いスパンでの計画も進めているのではないかと思っています)。
そんな「彼ら」に対して、情報量も不足し、戦略スタッフも抱えていない私たちが、一所懸命考えて、「あぁしたらどうだろう?」、「こうしたら何とかなるか?」などと対策を講じるのは、ほぼ無意味、勝ち目がないのではないかと思います。
普通に対抗しようとしてたら、絶対に勝てません。
そういう意味で、私は冒頭の「DS(Deep State=影の政府)は本当にすごい。とてもかなわない」という農園の方の言葉は、心の底からその通りだと思うしかありませんでした。
しかし、では絶対に勝ち目がないのか?というと、そういうわけでもないと思っています。
ただでさえあちこちで駒がぶつかって局面が混沌としている中、さらに桂をただで捨てて混沌を深める一手。このような手が浮かぶのは理屈ではない。7七の地点が光って見えたと書いて、信じてもらえるだろうか。
※日本将棋連盟HP「「7七の地点が光って見えた」谷川浩司九段が語る、2100局以上の公式戦史上最高の一手とは?」より引用
ものすごく遠大で緻密な計画は、ある意味、カオス(混沌)のなかで進められていきます。それは非常に複雑怪奇なので、だからこそ「彼ら」は、持ち前の情報量と計算能力で、その時々の最適な答えを導き出していくわけです。
対する私たちが、そのなかでの「最高の一手」を繰り出すとしたら、それは「彼ら」と同じように緻密な計算によって導き出されるものではないと思います。
言ってしまえば、ある種の「閃き(ひらめき)」が、それらの計算や計画を凌駕することができるのではないかと考えます。
例えば、その「閃き」を得るためのヒントとしては、瞑想のようなものが挙げられるでしょう。
チャンスは、まだまだいくらでもあると思うのです。
私にとって、今見えている「最高の一手」は、循環型の農業を立ち上げることです。まずはこれを進めることが、私たちにとっての活路に繋がると信じます。
ん?で、その次はどうするかって?そんなの知りません。
その次は、またその時になったら、その時なりの「最高の一手」が閃くんですよ、きっと・・・。「彼ら」の出方次第で、変幻自在に変わるからこそ、それは「最高の一手」となりうるのです。
まずは、今見えている「最高の一手」を信じて、突き進むのみです。