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パイロット版の誕生〜YouTubeチャンネル【ロッキミマス】の誕生 その6

出演メンバーの確保

 リハーサルを終え、なんとか収録に向けて目処が立ったと安堵したメンバーだったが、パイロット版の撮影はその2週間後の5/12に迫っていた。立ち上げメンバーの柴助ロボがいるザ・カンボジーヤはその日別件があって参加できないことがわかっていた。

 一般コース出身者が声をかけてどれだけ集まるのか、不安は大きかった。私たちはリハーサルを終えたその日から出演メンバーの確保に向かった。

 偶然にも、リハーサルを行った4/27は、お笑いJACKPOTという賞レースの日で、6期生のグコウケン2が出場するというのでチケットを買っていた。結果については以下の記事を見てほしい。

 会場には同じくグコウケン2を応援するために何人もの同期芸人が集まっていた。終演後、帰路に着こうとする同期に私は声を掛けていった。

 パイロット版は芸人コース全体へのPR動画として、お試しで2、3本撮ってみるだけのつもりだったので、それほど人数は必要ない予定だった。芸人が4〜5人集まれば収録はできるだろうと思っていた。ただ直前キャンセルの不安もあり、コアメンバーが保険をかけながら各自で声を掛けたため、5/12の収録には6組・10人の芸人が集まっていた。

タイムスケジュール

 どうしよう。こんなに集まるなら、いっそライブでも開いたほうがいいんじゃないか。いや我々には大義がある。目的があるのだ。

 出演してくれる芸人は10人だが、一般コースからも2名参加してくれることになっていた。収録にかけられる時間は準備と撤収を除いて約4時間半、今度は収録を時間内に収められるかと、いかに芸人の待機時間を減らせるか、飽きさせないかが問題になってきた。

 やる企画は2つ。「かなカナどっちカナ?」がパネラー4人+MC1人。「お星さまは?キラキラ!ゲーム」が回答者2人(コンビ)+MC1人。これを組み合わせて、来てくれた人全員が2つの企画に1回は出てもらうようにタイムテーブルを組んだ。収録は8回。1企画20分+休憩10分で回せば30分お釣りが来る計算だ。コアメンバーはリモート会議を開いて入念に準備を進めた。

パイロット版の誕生

 5/12のパイロット版の撮影に集まった出演者は次のメンバー。お玉子(ゆで・やき)、グコウケン2(関・藪田ザリガニ)、ミシンガサ(今・ノギ尾)、ロビィ(齋藤・岡田)、午前二時鈴木、藤元達弥。誰とは言わないが当たり前のように半数以上が集合時間に遅刻してきた。そして一般コースからは千葉家藤三郎(ひろみ)とシムケンが参加してくれた。(途中からウキビシャ大作戦田島が見学で参加した)

 現場は時間との戦いだった。収録1回20分は理想に過ぎなかった。どんなにタイムキープをしても、場が盛り上がればその流れで進めたくなる。予定していたお題を1問削ったり、MCに指示を出して回答を急がせたり、色々やっても20分に収まることはほとんどなかった。

 カメラの問題もあった。長時間撮り続けると熱を持ってショートしてしまうし、一本撮ったらデータをPCに移さなければいけない。一本収録するごとに休憩を入れながら進めた。目標の8本をすべて撮れたのは奇跡だったとも思える。

 この日撮影した動画のほとんどがすでに公開されていることからも分かる通り、結果は最高の収録になった。撮れ高なんていう言葉を使うのは恥ずかしいが、編集が大変なほどの撮れ高があったと言っていい。もちろん世の中の売れている芸人さんだとか、テレビバラエティの企画だとかのクオリティには遠く及ばないけれど、芸歴一年目のお笑い芸人が始めたYouTubeだと考えたら、高品質なものに仕上がっていると胸を張って言える。

 この日の時点では芸人コース全体への了承は取れていない。今にして思えば、そこまで慎重であるべきだったのかはわからないが、私たちコアメンバーは全体で一致して進めることにこだわっていたのだ。できる限り6期生全員でスタートしたいというのが目標だったのだ。

 YouTube公開に向けた物語はもう少し続くが、この記事で興味を持って、少しでもこのチャンネルを見てくれる人が増えたらと思う。

 どうぞチャンネル登録してやってください。

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