グラスコード(メガネ紐)のメンテナンス
お気に入りのグラスコード、要するにメガネの首掛け紐が傷んできたので、メンテナンスできないかと製造元に聞いたところ、可能ということでメンテナンスをお願いしました。2週間ほどで完璧な状態で戻ってきました。
お願いしたのは製造元であるcoloriage コロリアージュさんです。おそらく個人の方で、iichi(いいち)というハンドメイドクラフトのマーケットプレイスで販売をされています。ネックレスなどを中心に、とてもセンスいい作品がたくさんありますのでぜひ訪問してみてください。女性の方はもちろん、プレゼントにも「@オススメです。
このグラスコードは4年ほど毎日使ってきたので、知らないうちに傷んできていました。天然のラピスラズリの玉がネックレスのように糸で繋いであるのですが、この糸が経年劣化や汗や脂で下の写真のようになってしまいました。
不思議なものでこうした劣化は徐々にというよりは、2週間ほどで一気に進んだ感じです。糸の寿命ということでしょうね。このまま使用していると、遅かれ早かれ糸が切れて、ラピスラズリの玉が飛び散ってしまうのは確実です。そうなると全部を拾い集めるのは無理でしょう。
コロリアージュさんにiichiのメッセージ機能で上の写真付きで連絡をしたところ、快く受けてくれました。
そして戻ってきたのが下の写真です。よく見ると玉もかなり綺麗に洗浄していただきました。天然石なのでどうしても皮脂が染み込んでいますが、新品の時にピカピカよりは落ち着いた感じになっています。
メッセージのやり取りで
ということでした。ラピスラズリについて調べると、硬度は5.5で、ダイヤモンドは10、爪が3ですから鉱石としては柔らかめでしょうか。また多孔質なんだそうで、皮脂を吸い込みやすいんだそうです。
グラスコートを使い始めたきっかけは白内障の手術です。
5年くらい前に白内障の手術をしました。これは目の中の水晶体が老化によって黄変や白濁してくることで、視力の低下や乱視のように見えるようになるのです。対応としては水晶体を眼内人工レンズに交換します。これによって完全に回復します。
ただ私の場合は、眼内レンズの度数の選択において、パソコン仕事が圧倒的に多いので、裸眼でモニターが見やすい度数を選択しました。これによって普段はメガネもコンタクトレンズも不要になります。老眼も完全に解消しました。
ところが一点だけ、焦点が1メートル以内に合うようなレンズを入れたために、遠くはやや見にくいんです。そこで自転車に乗るとか、映画を見るとか、必要に応じて度が弱いメガネを掛けると遠くもくっきり見えます。
つまり一般の方は老眼鏡をぶら下げて、本や近くを見る時にメガネを掛けると思うんですが、私の場合は逆なわけです。
グラスコードはもう一本持っています。こっちの登場比率は今は1割位ですかね。
記事を書いていてふと思いました。皮脂を吸ってマットになっている、つまり曇がでるというか、光沢が減っている。ならばきちんとした油を与えればいいのではないか。目には目を作戦です。
そこでオリーブオイルをペーパータオルにつけて拭いてみました。するとするとこれが大正解でした。拭き取っているとタオル側に汚れがついてきます。そして本体側は確実にツヤが出ます。油なら何でもいいのでしょうが、なんとなく身体にも良さそうなのでオリーブオイルです。
白山眼鏡店の方は天然石ではなく、金属粒ですがこちらもきれいになりました。
余談ですが、金属系の貴金属はこちらで磨くと完璧ですよ。下記はメーカーページでAmazonなどでも購入できます。ヨドバシカメラは店頭販売していると思います。金属ごとにそれぞれ製品がありますが、私はあまりに気にせず金か銀磨きを使っています。