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携帯4キャリアの鉄塔が一列に並ぶ場所

久高島では4キャリアの鉄塔が並んでいるので、その違いがよくわかります。各社規模が違うのと、まあそもそも4本建てなきゃいけないのかなあ、鉄塔なんて競争領域じゃないよなあ、共有すれば我々の料金が下がるよなあ、とは思いますけどね。

掲載順は島の南側からNTTドコモ、楽天モバイル、ソフトバンク、au(沖縄セルラー)です。撮影時のズームの設定はすべて同じで、撮影距離もだいたい等距離にしたつもりです。

NTTドコモ
楽天モバイル
ソフトバンク
au(沖縄セルラー)

建てられた時代も異なると思いますが、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天の順に高さとか構造物としての複雑さが異なり、それが一目瞭然です。特にドコモと楽天モバイルでは、建設費が10倍以上違うんじゃないかと思います。

また全キャリア共に、本島側とはケーブルではなくマイクロ波で通信していることがわかります。これは行政無線もそうなっているので、本島と久高島の間にケーブルを敷設できない何らかの理由があるものと思われます。

電力と水道は来ているので、光なのか同軸なのかのケーブルが来ていない理由は私にはわかりません。

もっと言うと、距離を考えれば十分本島との間で見通し通信できるはずなので、久高島にケータイ用の鉄塔を建てる必要はそもそもないようにさえ思います。

またここは島なので、鉄塔の高さの違いはさほど電波状態への影響はないと思います。ドコモあたりは周波数が低い=アンテナが大きくて重たい時代からの鉄塔でしょうから、すべてが小さくて軽い、4G以降のインフラである楽天モバイルとは全く異なることがよくわかります。

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