エッセイ | 運を使っていないのを確かめる
最近運が悪いなと感じることがよくある。中には「これをしたのが原因だ」と明確に分かるものもあるのだが、ほとんどが原因が分からない、ただただ『運が悪かった』ことがよくある。
こういったことが続くと、自分の運はいつ使うのだと考えてしまい、思考が暗い方へ暗い方へと沈んでいってしまう。
・運を貯めている
運が悪かった時は『まだ運を使う時じゃなかったんだ。いつかとんでもなく良いことが起きるぞ!』と思いながら過ごすようにしている。運は貯めるんだと考えるようにしている。
運が溜まっているかどうかを確認するために、宝くじを買っている。買った宝くじがハズレであれば、まだ私の運は溜まっているということだ。
これは私が独自に考えだしたわけじゃなくて、とある小説から参考にしている。確か『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎)だったと思う。違っていたらすみません。
この方法が意外と自分に合ってるんですよね。
コンビニとかでお菓子、飲み物やご飯を買うよりも、宝くじを買っていた方がワクワクするし、当たればラッキーで、当たらなければ『どんどん運が溜まっていくぞ』といったようにプラスに考えられる。
・決してマインド的なことじゃない
この記事をここまで読んでいると、何か商材的なものを紹介されるんじゃないかみたいな雰囲気があるけれど、決してそんなことはない。
ただ単に『運が悪かったら、運を貯めてると考えた方が良くない?』という内容だ。身構えないでほしい。言えばいうほど怪しくなってくるけれど。
むしろこれはギャンブルにハマってしまう人に対して救いの手を差し伸べているような内容かもしれない。
『あなたが今までハズレてきているのは、これからくる大きな当たりのためですよ』と。
そう考えると自分の考え方をちょっと見直さないといけないなとも思えてくる。
・結局のところ、たかが運
結局のところ運に頼るのは良くないよね。ちょっと運が悪かっただけで思い悩んじゃうのも良くない。運が悪かったら、運を貯めてると思えば明日が楽しみになると思うし。
とりあえず私は宝くじを買い続けて、運を貯め続けようと思う。いつか良いことが起きるかもしれないからね。