営業・開発・CS全員でディスカッションしたら、みんなのビジネス視点が一段高まったアルファス株式会社の合宿
部署や役職の垣根を越えた活発なディスカッションはビジネスを成功に導く大きな鍵となります。今回はチームビルディングのために合宿を行った、アルファス株式会社の事例をお届けします。合宿に参加した、福田 遥さんにお話しを聞きました。福田さんは現在、Account Executiveとして営業やカスタマーサクセスに従事されています。
サマリー
参加企業:アルファス株式会社
参加者:6名 (経営層、エンジニア、セールス、カスタマーサクセス)
実施目的:チームビルディング
実施日程:1泊2日
合宿の目的とゴールは?
チームビルディングが目的でした。チームビルディングと言っても、単に仲良くなるということではなく今まで以上に部署間の理解を深め、メンバー全員がビジネス視点をもつことがゴールだったように感じます。
合宿の準備はどうしましたか?
アジェンダの準備や当日のファシリテーションはCEOの廣瀬が行いました。今回は、スライドや資料を作り込むといった準備は、あえてしませんでした。一方的なプレゼンテーション形式ではなく、みんなで課題に向き合う全員参加型のディスカッションをしたかったからです。
アジェンダは、セールス、CS、エンジニア、それぞれ部署の課題や困っていることを深堀するといったものでした。すでに進捗や数字の共有は事前に済ませてあったので、それぞれが抱えている課題や未来について話し合う場として、この合宿を活用しました。
この合宿の成果は?
今回、職種を越えたディスカッションは初めての試みでした。お互いが抱えている課題を深く理解した上で、様々な視点から意見を言い合ったことで、メンバーのビジネス視点も養われたように思います。スタートアップの今だからこそ、一度時間をかけて理解を深めるべきことを議題にできました。
この合宿で僕が一番印象に残っているのは、エンジニアと機能開発について意見を交わしたり、開発コストについて教えてもらったことです。機能開発の技術的な難しさや、コストの問題に関する話だけでなく、機能開発の本質を問うような議論ができました。ビジネス側としては「お客様の要望に応えるために機能Aを開発すべき」と考える一方で、エンジニア側は「データーから読み取るお客様のニーズのためには機能Bを優先して開発すべき」といった、様々な視点から機能開発について議論できました。エンジニアから出てくる別の角度からの意見はとてもためになりました。
また、案件を受注する条件に「割引と機能追加」が求められることってありますよね。その際の開発コストと営業の手間についても並行して考えられるようになりました。また、原価割れしない割引の考え方や計算式についても理解を深めることができました。どれも今まで持ち合わせていなかったビジネス視点だと思います。
この合宿を経て、これまでお客さまに提案する際に行っていた部署間の確認を省くことができ、ビジネスサイドで解決できる範囲が広がりました。提案の際はワンクッション置かずにスピード感を持ってアクションできるようになりました。
活発なディスカッションができた理由は?
環境の変化や積極的に取り入れたアクティビティのお陰で活発なディスカッションが自然とできたと思います。
ポイント1:場所を変え宿泊するという非日常を体験
オフィスの会議室だとかしこまってしまい、思考が先行して言いたいことも言えないという課題がありました。月に1度の交流会や日帰り合宿はこれまで行ってきましたが、泊りがけの合宿は初めてでした。八丈島に議論の場を移し、宿泊したことにより、いい意味で遠慮なく、より自然体でディスカッションができたと感じています。
またIsland and officeの施設の構造上 “常にみんなの存在を感じる” ことができているという状況でした。それも活発なディスカッションを行うことができた要因だったと感じています。寝るとき以外はみんな一緒にいましたね。
ポイント2:初日のアクテビティで心理的ハードルが下がった
到着後にすぐにアクティビティの八丈島富士登山を行い、夜はBBQに焚火、星空観察……と初日にアクティビティを集中させたことで、心理的ハードルを一気に下げられました。限られた時間の中で最初にアクティビティを行ったことがアイスブレイクとなり、その後の活発なディスカッションにも繋がったと思います。
現在リモートワークが9割を占めています。「結婚することになった」「XXさんは最近DIYにはまっている」など、日々の業務では話さないようなプライベートな話も自然と交わされていました。その結果、一歩踏み込んだ話もできる遠慮のない関係性になったと感じています。
ポイント3:MTGスペース以外でのディスカッション
2日目はドライブに行き、その車中でもざっくばらんな話ができました。ドライブの前にワークショップを行っていたので、その延長で色々と話すことができたように思います。あくまでも観光がメインではありましたが、ふと気になった仕事の話がタイムリーにできたのは合宿ならではだと思います。
登山中、夜のBBQ、焚火……合宿中はあらゆる瞬間に自然と仕事の話題となり、気が付くとディスカッションが始まっていましたね。
Island and office を使った感想は?
色々感じたことはあるのですが……1番は、ごはんが美味しい!正直、あまり期待していなかったので、ギャップに驚いてしまいました。合宿らしい “男飯” のようなものを想像していたら、すごくいいホテルで出てくるような食事がでてきました(笑)
合宿はまたやりたいですか?
はい、やりたいと思っています。合宿は短い時間で密なコミュニケーションが取れる場だということが今回証明されたことが理由の1つです。また、合宿では課題に対して、whyを繰り返して深堀りをする時間も作ることができたので、今後継続して行っていきたいと考えています。
大自然の中で仲間と過ごす、有意義な時間になって良かったです!またのご利用をお待ちしております。
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