お金が無いと本当に困るけど、一番大事なのはお金ではなかった シングルマザー

こんにちは。湯です。

表題の件、お金がないと、本当に困る！
だけど、お金が一番ではない。
前回までの投稿で、数回に渡り無職中にして良かったことを書いてきましたが、
もう一つの、この無職中の収穫としてあったのは、そう思えたことになります。

そんなことを言うのは負け犬の遠吠え？に聞こえてしまうかな。とか、これまでなかなか口にするのがはばかれて、自分自身、確固たる信念みたいなものもありませんでした。

スキマバイトを体験して

私が無職中にしたこととして、お小遣い稼ぎのための、たまにのスキマバイトがあるのですが、その時の体験がそう思わせてくれました。

私は約7年間勤めた職場を離れてからの、この2年弱で、職業訓練校3ヶ月間と、膝を悪くし歩けなくなった体調不良期間の約半年間、そして約9ヶ月間の在職期間があります。その合間合間でスキマバイトをしました。
拘束時間は、３時間〜。長いもので、9:00-18:00といった感じです。
この直近の3ヶ月間は睡眠、不眠問題にも直面していたのですが、そんな中でも盲目的、惰性的にアルバイトを探し、最近ではめっきり数は減っていたのですが、行くこともありました。無職中のお金、生活費のためです。

身体を壊す　

直近で、その9:00-18:00の仕事をしたときの話ににります。
15:00辺りには既に疲れが出てきてしまい、帰り道はへとへと。頭痛と吐き気も久々に出てしまいました。その日は子どもには、スーパーの半額惣菜で勘弁してもらい、帰宅するなりお風呂に直行し、後はバタンキュー(死語ですみません)。
その日の夜中、目が覚めて水を飲もうと立ち上がり数歩進んだところで、ヤバいという感覚に襲われ、それでも何とかキッチンまでたどり着いたところで、意識が遠のき顔面から床に直撃。どれくらい倒れていたのか分かりませんが、少し良くなった感じがした頃、鼻に手をやってみると嫌な予感的中。薄明かりの中、血らしきものと、唇が切れているが確認でき、でも歯はしっかりついてるのが分かり、少しほっとしました。

貧血はこれまでも経験したことはありますが、今回は、就活も終盤の中、貧血なのか、身体に無理が祟ったという感じで、うつ伏せで動けない中、ブラウン管の砂嵐のような状態が長く続いたときには、このまま私の電源が落ちるのでは‥（笑）と心配になりました。

復活と気付き

それから、顔の切り傷と内出血は癒えぬまま、体調自体は翌日には回復しましたが、もうすっかりアルバイト恐怖症になってしまいました。大変お世話になり、感謝もしているスキマバイトですが。
とはいえ、アルバイトが悪いのではなく、当然これは私の問題です。
無職中、11,000円を当日中に手にできることが充分に魅力的で、自分の心身の状態に気が付けなかったのが原因です。
でも結局、それを手にしたあと、スーパーでお惣菜を買うことになり、また疲れ過ぎて、メルカリのコメント返しや、noteに触れることも考えることさえも出来ず、本業からのメールに素早く対応することもまた不可能でした。全く脳みそが働かず、生産性のあることは何一つできませんでした。おまけに顔面強打の体調不良。

目先の一万円を選んだことによる代償があまりにも大き過ぎて、私の人生観がそこで変わりました。

持続可能な方法で稼げるなら素晴らしい

流石にお金のためとは言え、自分にとって面白みが1%も無い仕事は、もう今後は出来ないと実感しています。
私が倒れたときにしていたバイトについて、少なくとも私がペアで働いていた方や、会話を交わした方は全て、こんな楽で高時給な仕事ラッキー。また入りたいと言っていました。だから、感覚は人それぞれで、その方たちにとっては、良い職場なのです。
しかし私には無理になってしまったので、今後は別の方法でお小遣い稼ぎをしていく必要があります。自分の副業を真剣に探そう、進めようと後押ししてくれる決定打になりました。

結論

そんなわけで、お金が無いと本当に困る！に対しては、その通り。と思っていて、お金が一番大事かと言えば、そうでは無いと思っています。それは例えば健康や子どもだったり、状況によって上回る事柄が変わるからであり、そしてまた、そのお金を得るにもプロセスが重要だったのだと、初めて体感しました。

その仕事は、その人にとって持続可能な内容なのか？お金のためと無理し過ぎていないか？？
最近ではあまり聞かなくなったけれど、お給料＝我慢料だとも言いますが、とは言え、全く興味関心がなく、特性も合っていない仕事を、そもそも我慢できるわけはありません。
少なからずともどこか好きとか、適性が合っている、関心がある内容だからこそ、我慢もできるものだ！としみじみと思ったわけです。

そう考えると、毎日スキマバイトのアプリには沢山のお仕事情報がアップされるけれど、もう私ができる仕事はなさそうかも、と思いました。

みんな違うからいい

その上で、みんな違うからこそ、この世の中がうまく成り立ってるのだと痛感しました。

それぞれの立場の人に対して敬意を表し合い、自分は自分の居場所で精一杯に生を全うする。
それしか無いと思うのです。

「まだ〇〇みたいな稼ぎ方をしているの？」的な広告を見かけて、気持ちが焦ったこともあるけれど、万人が焦る必要はありません！！

みんな違います。

だから、周りと比べずに、
それぞれが、
日々感謝し、
それぞれの夢に向かって一歩ずつ、
時には節約したり工夫、苦戦しながらも、
軌道修正をして、

続けていくことに意義があるのだと思います。