#62 【おすすめ本】夢が実現する可能性があるからこそ、人生はおもしろい【一笑門 マガジン】
どうも、伊志嶺海です。
このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「伊志嶺海【一笑門 RADIO】」の内容を発信しております。
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おはようございます。伊志嶺海です。
関東を中心にイベントMC・プランナーをしています。
ここでは、人生に役立つ"いっしょうもん"の小話を発信しています。
今日はおすすめ本についてのお話です。
僕がよく聴いているstand.fmの配信者に圓尾 瞳さんという方がいるのですが、maruo vintageというジュエリーブランドの代表をされている経営者になります。
この方はとても読書家の一面もあり、どの配信もとても生き方の参考になるので、ぜひ聴いてみてください。
今日は瞳さんが紹介されていた本を僕も読んでみて、ものすごく響いた一節があったので、シェアしたいと思います。話されていたstand.fmはこちらになります。
その本はブラジルの小説家であるパウロ・コエーリョさんが書かれた「アルケミスト 夢を旅した少年」という小説です。
とある羊飼いの少年が、エジプトのピラミッドにあるとされている宝物を求めて旅に出るお話なのですが、ただの小説ではなく、人生において大事な教訓が散りばめられているストーリーになっています。
特に、自分がやりたいことがあるけどなかなかできていない人や、まさに夢に向かって歩み出している人に非常におすすめの本になります。
僕もまだ読んでいる途中なのですが、序盤でいきなり胸に刺さる一節がありました。それは、
という主人公の少年が心に思ったフレーズです。
この背景をざっと説明すると、少年はあまり豊かでない農家に生まれたものの、16歳まで神学校に通っていたので、この世界では少ない文字を読むことができる少年でした。
両親も少年を、将来は神父にしたいと考えていたものの、少年は幼いときからもっと広い世界を知りたいと考えており、父親に「神父にはなりたくない。旅に出たい。」と告げます。
父親はそれを許してくれ、金貨の入った袋を渡し少年を見送ります。
そこから少年は旅に出るのですが、できるだけ通ったことのない道を通るようにします。しばらく羊達に行き先を自由に任せることで、新しい発見もたくさんあるわけです。
道中で少年は、「この羊達は、今新しい場所にいることも、季節の移り変わりさえも気づかず、食べものと水のことしか考えていないんだろうな」と思います。
しかしそれは人間も同じかもしれないと考えるのです。少年は旅に出る前、商人の娘と会って少しおしゃべりをするのですが、どうもその後から他の女の人のことは考えられず、その娘のことばかり考えるようになるんです。(まだ読んでいる途中なのですが、恋愛要素もアリ、?)
娘とは次に会う予定もあったので、瓶にぶどう酒を足したり、ひげを剃って髪も整えたりなど、娘に会う準備のことも考えながら、歩みを進めていました。ただ、他のもっと大きな羊の群れを連れた羊飼いが先に彼女の街について、彼女に結婚を申し込んだ可能性については、考えたくなかったとのことです。(少年めっちゃ可愛い)
と、そんなこんなで旅を進めている中で、先ほどの一節なんですね。「夢が実現する可能性があるからこそ、人生はおもしろい」。もう本当にその通りだなと思いましたね。
希望やワクワクに満ち溢れた人生ほど面白いものはないと思います。先が読める小説や映画はつまらないですよね。人生も同じで、「何が起こるかわからないけど、良い方向にいくかもしれない!」と考えているときが1番幸せなのかもしれません。
こちらの本ですが、非常におすすめな本で量も少なく読みやすいので、ぜひ手に取って見てくださいね!
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