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【10分師匠】「最大の危機は、低過ぎる目標を達成すること」〜鍵山秀三郎〜

どうも、伊志嶺海です。

このマガジンでは、毎朝10分間で偉人の哲理を学ぶPodcastプログラム「10分師匠〜偉人の哲理〜」の内容を発信しております。

音声はstand.fmとSpotifyで聴くことができるので、そちらもぜひCheckしてくださいね。

「あぁ、あのときあんなことにならなければ。」

人生ってうまく出来てますよね。

悪いことって良いことにくっ付いてやってきたりします。

悪いことが起きたときや、逆境に立たされたとき、その問題が起きたことに失望する人が多いですが、問題が起きたことは問題では無いんですよね。

大切なのは、その問題にどう対処するか。

さて、今回の師匠は鍵山秀三郎さん。

鍵山さんはカーメーカーであるイエローハットの創業者であり、他にも「日本を美しくする会」という街のゴミ拾いをしたり、公衆トイレの掃除をしたりするNPO法人の相談役も担われている方です。

今回のお話ですが、非常に学び深かったです。

先に結論から言っちゃいますね。

自分の手に余るくらいの高い目標を設定しよう。すると大きな壁が立ちはだかる。「自分には乗り越えられないかも」と思うときもあるが、そういうときは乗り越えるのではなく、穴を開けてくぐり抜ければいいのだ。

目標設定についてのお話ですね。

彫刻家ミケランジェロも、次のような言葉を残しています。

最大の危機は、目標が高過ぎて達成できないことではない。目標が低過ぎて、その低い目標を達成してしまうことだ。

藤尾秀昭「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」, 致知出版社, 2022年3月

ポイントとなるのが、"逆境"です。

大きな目標を達成するためには、必ず逆境を突破していく必要があります。

この逆境こそが、次の成功への原動力となるわけなんですね。

イギリスの首相を務めたベンジャミン・ディズレーリは、「いかなる教育も、逆境から学べるものには敵わない」と言っています。

「失敗は成功のもと」ということわざもある通り、失敗から得られる学びって大きいですよね。

しかし鍵山さんは、鋭い視点を持っていました。

ただ逆境に遭えば成長できるかというと、そうではないとのこと。

日頃から様々なことを通じて学んでいるからこそ、逆境からも学べるわけで、何の備えもしていない人が逆境に遭ってしまうと、そこで潰れてしまうと言います。

確かにと思いました。

逆境から学びを得て成功に繋げられる人は、普段からいろんな人に会ったり、本をたくさん読んでいるわけです。

大きな目標を立てて、日頃から経験や本を通じて学ぶ姿勢を持ち、逆境に遭ったときには成功に繋げるための学びを得る。

このことを肝に銘じて、仕事も人生も歩んでいこうと思います。


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