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マーケティングを学びたいなら、お笑いの〇〇を参考にしてみよう!

どうも、かいです。

このマガジンでは、
Podcast番組「Okinawa Echoes」で
話したいトピックをネタ帳として
綴っていきます!

ぜひPodcastと合わせて
お楽しみください!

Okinawa Echoes | 20代メンズのよもやまRADIO



■マーケティングを学びたいなら──お笑いの〇〇を参考にしてみよう!

令和ロマン、霜降り明星、中川家。
3組ともM-1王者ですが、
改めてM-1グランプリのネタを見てみると、
とある共通点があることに気がつきまして。

それがいわゆる「あるある」を
多く取り入れていたんですね。
(他の王者もたくさん取り入れています)

あるあるネタって面白いですよね。
飲み会とかでもあるあるって
盛り上がったりしますもんね。

あるあるネタが面白いのは、
視聴者が共感しやすく「それわかる!」という
実感を与えるからです。

そして「わかる!」という感覚をさらに紐解いてみると、
視聴者の潜在的な意識を顕在的な例えやイメージに
変えていることで直感的に共感できる状態にしているわけです。

具体的な例で説明してみますね。

例えばM-1グランプリ2024王者令和ロマンの
1本目のネタの中で小学校の頃にあった
「保健だより」のフォントに触れるくだりが
ちょこっとだけ入るんですよ。

"保健だより"のフォントって
風船の中に文字が入っているような
デザインになっていませんでしたか?

「あ〜たしかにそうだったなw」
と思う方が多いと思います。

ただ大人になってから、
いちいち保健だよりのフォントのことなんて
考えないし頭にすら浮かばないですよね。
ただ昔見たことがあるから潜在的には知っていると。

それが急に思い出されるからこそ
クスッと笑えるんです。

これがまさに潜在意識を
顕在化する分かりやすい例ですが、
これって実はマーケティングでも
非常に使える考え方なんですよ。

というかむしろマーケティングの本質と
いってもいいかもしれません。

マーケティングの中でも
特に企画のフェーズにおいて
潜在意識を顕在化するという考え方が
活用できると思います。

アイデアを出すような仕事をされている方、
他企業のマーケティング戦略や商品企画を見て、
「うわ〜やられた〜」と思ったことはありませんか?

この「やられた〜」を、
ここではあえて「敗北」とします。

アイデアや発想という観点における敗北には、
次の2つがあると言われています。

①潜在的なアイデアはあったが、顕在化できなかった
②潜在的なアイデアすらなく、顕在化しようがなかった

①は「頑張れば出せたけど、形にできなかった」という状態。
②は「そもそも頭の中に無かった」という状態です。

先ほどの令和ロマンのネタで言うと、
「保健だよりのフォント確かに風船だったなw」は①で、
「え、今のボケ全然意味分かんないんだけど」が②です。

ビジネスで話してみましょう。

iPhoneが注目されたとき、

「そうそう、タッチパネルタイプのケータイとか
あればいいなと思ってたんよね」

と言っていたビジネスパーソンはたくさんいたとか。
これは上記①の状態です。

実際のところビジネスの世界では、
この①の敗北となるケースがほとんど。

「全くもって思いつきませんでした」というよりは、
「自分たちでも出せそうなアイデアだったけど、
うまく形にできなかった」という場合が多いんですよね。

若手のうちだと②のように
そもそも思いつきもしなかったということもあるかもしれませんが、
経験を重ねていくと「なるほど、やられたぜ〜」という敗北の方が
増えていく気がします。

このアイデアにおける2つの敗北と、
あるあるネタがマーケティングの本質だというお話は、
以下の本に詳しく書かれているで、
ぜひこちらも参考にしてもらえると嬉しいです。

津田 久資のご著書、
「新マーケティング原論 ──「売れる戦略」のシンプルな本質」です。

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